| 作品名 |
基礎暗号学 Ⅰ 情報セキュリティのために |
| 著者名 |
加藤 正隆 （本名：釜賀一夫：陸軍・陸自・外務省等を通じて暗号の神様） |
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発行日：1989.9.25
出版社：サイエンス社
形式：B5 |
目次
第1編 暗号形式
第1章 暗号形式総説
第2章 単一形式換字暗号
第3章 複雑形式換字暗号
第4章 転置式暗号
第5章 分置式暗号及び混合形式暗号
第6章 機械暗号
第7章 暗号形式理論抄録
付録１ 第５章表1.5、表2.1問題の解
付録２ 基礎暗号解読
（第２編、第３編は、Ⅱ巻）
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| 概要 |
＊数理化学、S５３～S57に連載した「基礎暗号学」に加除訂正をして編集したもの。
＊基礎暗号学とは、暗号の母体となる言語その他意志伝達手段とこれを秘匿しようとする各種暗号形式のあらゆる性質･特徴について暗号学的な観察をして他の暗号学に利用する基を開く学問。
目次の細部
第1編 暗号形式
第1章 暗号形式総説
１ 暗号形式の分類 ２ 言語成分 ３ 秘匿以外の目的の暗号（解読を要するもの） ４ 暗語成分 ５ 暗号形式における次数
第2章 単一形式換字暗号
１ 概説
[文字換字及び綴字換字暗号]
１ 文字換字暗号 ２ 文字換字暗号の強度 ３ 換字と置換 ４ 綴字換字暗号
[記号変換]
１ 記号変換の意義 ２ 一般理論 ３ 変換の実施要領
[辞書式暗号]
１ 辞書式暗号の一般的形態 ２ 言語成分 ３ 暗語成分 ４ 破壊防止概説 ５ 字差 ６ 文字分離 ７ 検字 ８ 運用
第3章 複雑形式換字暗号
[２次式暗号及び多表式暗号]
１ ２次式暗号概説 ２ 成分分割 ３ 分割大転置後綴字換字 ４ 多表式暗号概説 ５ さいふぁー型多表式暗号の例 ６ コード形多表式暗号の例
[乱数(字）式暗号]
１ 乱数(字)式暗号概説 ２ 第１字暗号 ３ 乱数 ４ 計算法
[ストリップ式暗号]
１ ストリップ式暗号の基本形式 ２ ストリップ暗号の由来 ３ ストリップ暗号の強度 ４ ストリップ暗号と使用
[各種複雑形式換字暗号]
１ 二重多表式暗号 ２ 辞書・ストリップ式暗号 ３ 連鎖式暗号
[公開鍵暗号]
１ ナップザック暗号 ２ RSA暗号 ３ その他の複雑式換字暗号
第4章 転置式暗号
[転置式暗号概説]
１ 転置式暗号
[単一形式転置暗号]
１ 単一形式転置暗号 ２ 転置式暗号と使用
[複雑形式転置暗号]
１ 複雑形式転置暗号概説 ２ 複雑形式転置暗号の例
第5章 分置式暗号及び混合形式暗号
１ 分置式暗号 ２ 混合形式暗号 ３ DES暗号
第6章 機械暗号
１ 暗号機器の発達 ２ 暗号器具(古代暗号機） ３ 1930年代から1960年代の暗号 ４ 1970年代からa980年代の暗号機
第7章 暗号形式理論抄録
１ はじめに ２ 形式と鍵及び解読 ３ 反転暗号 ４ 同種暗号
付録１ 第５章表1.5、表2.1問題の解
１ 分置式暗号 問題表1.5の解 ２ 換字･転置式暗号 問題2.1の解
付録２ 基礎暗号解読
１ 暗号形式 ２ 暗号はなぜ解読できるのか ３ 言語(文章）の暗号学的特徴 ４ 基本的形式暗号の解読法
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