暗号理論
[キ行 作品]
作品名 基礎暗号学 U     情報セキュリティのために
著者名 加藤 正隆   (本名:釜賀一夫:陸軍・陸自・外務省等を通じて暗号の神様)
発行日:1989.11.25
出版社:サイエンス社
形式:B5
目次
第2編 文章の特徴
第1章 使用度数

第2章 連接特徴
第3章 反復
第3編 暗号強度論
第1章 文章の情報理論的観察
第2章 暗号強度一般論
第3章 純学理強度
第4章 方法論的学理強度概要
第5章 特別解読の方法論的学理強度及び機械暗号の暗号強度
付録1 出現種類数に関する確率式の証明
付録2 公開鍵暗号とFEAL暗号
付録3 各国語2文字連接度数表
(第1編は、T巻)
概要
*数理化学、S53〜S57に連載した「基礎暗号学」に加除訂正をして編集したもの。
*秘匿の狙いは2種類。1つは、暗号の使用を気づかれないで関係者のみが内容を察知する、他の1つは暗号の使用は分かっても、その内容は第3者には分からないようにするもの。一般前者を特殊形式、後者を一般形式といい、本書では一般形式についての学理を述べている。

目次の細部
第2編 文章の特徴
第1章 使用度数

[度数分布]
 1 概説 2 累加Xのの法則 3 不平等分布の評価 4 度数分布曲線の近似判定 5 度数の度数分布 6 言語の特異性 
[言語の出現種類数]
 1 出現種類数
[度数の位置特徴]
 1 文章における言語の位置に関する度数特徴
[度数特徴の応用]
 1 使用度数基礎理論の応用 2 暗号作成学理への応用例 3 多表式暗号の表数判定への利用 4 使用度数特徴を利用する周期性の判定 5 同表判定 6 換字判定 7 成分文字度数
第2章 連接特徴
[連接特徴概説]
 1 連接特徴とは 2 連接特徴の表示
[連接特徴の利用例]
 1 連接特徴を利用する転置式暗号の解読例 2 複雑連接確率の計算について
[連接特徴の数値表現]
 1 連節度(連接公算) 2 連続語連接と間断連接の特徴 3 連接平均数
第3章 反復
[反復の概念]
 1 反復の意味
[反復の一般理論]
 1 反復の数 2 反復生起率 3 連接数が平等乱字より少なくなる場合
[反復の利用」
 1 反復の利用例 2 反復数の分布 3 反復の真偽判定
第3編 暗号強度論
第1章 文章の情報理論的観察
1 情報量 2 冗長度 3 文章の情報理論的構造 4 エントロピーの測定 5 暗号学的特徴とエントロピー及び冗長度
第2章 暗号強度一般論
1 解読の段階 3 暗号強度と解読の関係
第3章 純学理強度
1 純学理的強度の考え方 2 一般形式暗号の純学理強度の例 3 L-S曲線
第4章 方法論的学理強度概要
1 鍵暗探による方法論的学理強度 2 原文仮定法による方法論的学理強度 3 一般解読法による方法論的学理強度
第5章 特別解読の方法論的学理強度及び機械暗号の暗号強度
1 特別解読の方法論的学理強度 2 機械暗号の暗号強度
付録1 出現種類数に関する確率式の証明
付録2 公開鍵暗号とFEAL暗号
1 はじめに 2 公開鍵暗号 3 公開鍵暗号の安全性その他 4 FEAL暗号
付録3 各国語2文字連接度数表
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