暗号理論

「ア行2 作品」

作品名 暗号手帳   作り方・解き方の初公開
著者名 長田 順行
発行日:S51.11.10
出版社:ベストブック社
形式:BSETBOOKS(新書)
目次
1 暗号入門−サイン・信号
2 暗号つくりのすべて
3 暗号解読ABC
4 すぐ作って使える暗号
5 見えない勝利の鍵・暗号
概要
(著者の200時広告)暗号−これは国際陰謀やスパイの専用物ではありません。野球のブロックサイン、株屋のサイン、インディアンののろしなど、まだまだ気がつかないようなたくさんの暗号があります。あなた自身が暗号を作り、暗号の謎を解く鍵を知って活用して欲しい。仲間同士の合図から国際級スパイの暗号解読までに挑戦。
作品名 暗号     ポストモダンの情報セキュリティ
著者名 辻井 重男
発行日:1996.4.10
出版社:講談社
形式:B6、ソフト
目次
プロローグ
第1章 文明の誕生 暗号の誕生
第2章 日米暗号文化の比較
第3章 情報化と文明構造の変革
第4章 暗号革命と現代社会
第5章 ポストモダン暗号 数理の魔術
エピローグ
概要
社会の変革とともに変わる暗号。「秘匿」と「認識」を担う電子空間の革命が起こした現代の暗号は、鍵・アルゴリズムを公開してもなぜ解読されないのか?人工現実の虚実を司る数理の魔術とは?魅力的な暗号の世界へ誘う。デジタル暗号への反カウへの道が理解できる。
作品名 暗号理論   1冊で分かるシリーズ
著者名 フレッド・パイパー(Fred Piper)、ショーン・マーフィ(Seon Murphy)  (訳 太田和夫・國廣昇)
発行日:2004.3.23
出版社:岩波書店
形式:B6、ソフト
目次
1 暗号理論への招待         2 暗号とは
3 歴史的な暗号アルゴリズム    4 解読不能な暗号?
5 現代の暗号              6 現実的な安全性
7 暗号の利用              8 鍵管理
9 日常生活での暗号

暗号の広がりと安全性の考え方、書籍紹介、参考文献
概要
コンピューターネットワークの安全性を支えているのが「暗号」。銀行の暗証番号の紹介、ネット上の決済、電子政府構想にとって暗号は不可欠。暗号解読の困難さは何によるのか。情報を安全に保つには何に気をつけるべきか。シーザー暗号に始まる歴史上の逸話や暗号パズルを楽しみながら、現代の暗号の核心を述べている。
作品名 「暗号解読」入門   歴史と人物からその謎を読み解く
著者名 高川 敏雄
発行日:2003.1.8
出版社:PHP研究所
形式:B6、ハード
目次
第1章 秘匿暗号       第2章 転字(転置)暗号
第3章 単換字暗号     第4章 多換字(多表式)暗号
第5章 コード暗号      第6章 英独の暗号をめぐる攻防
第7章 暗号機械化への動き 第8章 アメリカの暗号
第9章 日本の暗号     第10章 現代の暗号
概要
数学的知識がなくても暗号の仕組みがわかることを目指し、代表的な暗号を開設するとともに、その歴史がわかり、暗号全体の俯瞰図が見えるような本。(はじめにから)
確かに一種の暗号事典のようで、暗号の種類・歴史等を基本的勉強するための入門書と言える。暗号解読トレーニング付き。
作品名 暗号の天才  (THE MAN WHO BROKE PURPLE)
著者名 R・W・クラーク (Ronald W.CLARK)   訳:新庄 哲夫
発行日:昭和56年1月20日
出版社:新潮社
形式:B6、ソフト(新潮選書)
目次
1 修行時代          2 暗号入門
3 解読専門家への道    4 暗号戦争
5 機密室への道       6 ”ブラック・チェンバー”以後
7 ”紫暗号”への挑戦    8 陰謀かダブル・エラーか
9 ”紫暗号”が教えた最高機密  10戦後も続くもう一つの戦争
11 にがい極秘任務     12 情報工作組織の犠牲者
概要
戦前の日本の暗号”紫暗号”を解読した世界最高の暗号専門家フリードマンの伝記。暗号の歴史、暗号解読と暗号使用者側との戦いを通じて暗号とは何かが理解できる。暗号マニア必読の書
作品名 暗号技術入門        秘密の国のアリス
著者名 結城 浩
発行日:2003.9.30
出版社:ソフトバンクパブリッシング
形式:24cm:392P
定価:3150円

目次
第1部 暗号
    暗号の世界ひとめぐり、    歴史上の暗号
    対称暗号(共通鍵暗号)  他
第2部 認証
    一方向ハッシュ関数、    メッセージ認証コード
    デジタル署名   他
第3部 鍵・乱数・応用技術
    鍵、    乱数、     PGP   他
概要
暗号技術は、データの暗号化は勿論のこと、デジタル署名やデジタル証明書などの認証技術等コンピュータのセキュリティになくてはならない技術であり、わかりやすく解説。
公開鍵暗号、RSA、デジタル署名、PKI、PGP、SSL/TLS、乱数等各々の暗号技術についての原理、弱点、使用場面等が沢山の図と平易な文章で解説。
暗号技術上の問題の本質を問う問題、暗号化や暗号解読をしてみる演習等が盛り込まれているクイズは、理解に役立つ。
作品名 暗号と認証       基礎から身に付くネットワーク技術シリーズ(2)
著者名 日経NETWORK
発行日:2004.11
出版社:日経BP社編集部
形式:21Cm:180P
定価:1890円
目次
1 暗号通信の基本
2 暗号技術の中身
3 認証の本質
4 IPsec完全制覇
5 ステップで根本から理解、これだけ押さえれば完璧だ
概要
日経ネットワーク雑誌の記事を加筆・修正したもので、「暗号の基礎」、「対象鍵暗号」、「公開鍵暗号」、「暗号化方式」、「認証方式」等基礎技術を説明した本。
暗号の仕組み、動作原理、IPsecが主。
作品名 誤り訂正符号と暗号の基礎数理    テレビジョン学会教科書シリーズ
著者名 笠原 正雄、佐竹 賢治 共著  映像情報メディア学会編集
発行日:2004.02
発行社:コロナ社
形式:B6、21×15 :148P
定価:2205円
目次
1 誤り訂正符号
 ・誤り訂正符号の考え方    ・誤り訂正符号の数学
 ・線形符号の基礎       ・巡回符号 他
2 情報セキュリティ
 ・整数論             ・暗号化システムの基礎
 ・秘密鍵暗号          ・公開鍵暗号 他
概要
サイバー社会を実現するために不可欠な誤り訂正符号と情報セキュリティを基礎的数理や、具体例を多数交え解説。
作品名 暗号理論         図解雑学シリーズ
著者名 伊藤 正史
発行日:2003.03
出版社:ナツメ社
形式:19×13Cm:223P
定価:1365円

目次
1 暗号の基礎と歴史
2 現代暗号の始まり
3 公開鍵暗号の登場
4 応用暗号理論
5 社会を支える暗号技術
6 これからの暗号理論
概要
暗号理論は、非常に高度な数学の一分野。情報化社会における犯罪や戦争への対抗、電子決済詐欺、クレジットカード偽造や盗難の防止、電子マネー、電子署名、電子証明書等、暗号の世界を徹底的に解説
作品名 暗号の話
著者名 田中 潤司
発行日:昭和42年6月10日
出版社:徳間書店
形式:新書:徳間ブックス14:229P
定価:300円

目次
1 暗号序説         2 初期の暗号
3 置換法の暗号      4 単純代用法
5 「黄金虫」の暗号     6 複式アルファベット
7 解読への道        8 コード
9 推理小説と暗号     10 現代の暗号
概要
昭和42年の本にしては、よく纏まって書かれていると思う。暗号の基礎的な機能・本質的なものを具体的に記述している。特に解読について具体例を用いているので理解しやすい。
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