作品名 乱数と暗号 (「別冊数理科学・暗号」所収) 著者名 加藤 正隆 初出:数理科学;1977.4
発行日:1982.5.15
出版社:サイエンス社
形式:雑誌(B5)目次
「なし」(短編)
概要 1 乱数の始まり
・ 昭和5年第72版の広辞林には、乱数、乱数表と云う語はない。同時代の国語辞典、漢和辞典にもない。
・ 大正13年、ポーランドのヤン・コワレフスキー大尉が暗号教育した時、乱数式暗号の解説をしての訳語として使用。
2 数列の乱数性
・ n進法乱数・・・n=2,10,26等
・ 平等乱数と不平等乱数・・冗長度との関係
・ 完全周期と不完全周期
・ 拡散と分離、非算術加・減法、特別計算
・ 孤立した軍隊に対する乱数の補給・・・日本陸軍の実例
3 暗号における乱数の用法
(1) 乱数の鍵的用法
(2) 乱数の秘匿乱数としての用法
(3) 偏用防止のための乱数使用
(4) 乱数の特殊な用法