* 真のシェークスピアはだれか?主としてフランシスコ・ベーコン説
1 反ストラトフォード派について
・ シェークスピアの生地と言われるイングランド地方都市ストラトフォードから名付けた立場の人
・ 生涯が不明、自筆文書:6件のみ、作品集が出版されたのは死後7年目
・ ストラトフォードのシェークスピアは飲んべえで無能?
・ 条件 @同時代に活躍した人 A超越する教養 B宮廷に出入り C演劇界と関係 D本名を発表できない人
・ マーロー説:ホフマン「ほんもののシェークスピア殺人事件」
・ オクスフォード説:フロイト「わが半生」、「精神分析学概論」
:紋章「槍を振るっている獅子」→「shaking a spear」
2 フランシス・ベーコン説
・ フランシス・ベーコン協会:5個の条件を満たす
・ 各種文献に隠された暗号文がある
(1) ベーコンの暗号に関する論文
・ 「学問の進歩」・・・暗号について「OMNIA PER OMNIA」
・ 上記増補ラテン語版で具体的に記述・・5単位の符号を利用
・ 暗号らしくない暗号:フォントを変える(ローマン体とイタリック体)
(2) 代表的な解読例
ア 転置式としての解読例
・ 「恋の骨折り損」に出てくる一番長い単語:27文字「honorificabilitudinitatibus」(面目)
・ アナグラム:「これらの戯曲こそは、フランシスコ・ベーコンの作りて世に遺すものなり」
イ 分置式としての解読例
・ ハムレットの各行冒頭から文字を拾う:F.BACON
ウ 換字式としての解読例
・ アメリカのギャラップ夫人:作品集のk辻野タイプの差から解読
・ シェークスピアの墓碑銘の解読
あとがき
・ 自分に好都合な答えを引き出している。暗号以前の問題。ロマンチックな夢 |