作品名 社会面に生きている暗号 (「別冊数理科学・暗号」所収) 著者名 白山 登 初出:数理科学;1975.12
発行日:1982.5.15
出版社:サイエンス社
形式:雑誌(B5)目次
「なし」(短編)
概要 まえがき
1 銀行と暗号
・ 暗証番号の考え方
2 漁業と暗号
・ 帰港、漁獲高等の暗号化・・・機械暗号、隠語
3 暗号名(DODENAME)
・ レセップス・・・・スエズ運河国有化時に、ナセルが使用した暗号名
・ マヨネーズ・・・・日本赤軍が使用した連絡用暗号
・ アブ・アマル・・・アラファト議長の暗号名
・ クォーター・バック・・・北ベトナムとの和平交渉時の米国の使用した暗号電報の名前
・ ホー・チ・ミン・・・・サイゴン制圧作戦の暗号名
・ ガンマ・グビー・・・CIAとNSAが、ソ連首脳の自動車電話を盗聴した作戦名
・ 安楽椅子・・・・米大統領執務室に盗聴器を仕掛けた計画名
4 解読四題
(1) 精神能力の解読
・ 村上式乱数発生テスト法・・・・情報処理能力の特性判定
(2) 音楽の解読
・ ドイツ:フックス教授の音楽の形式構造の数学的分析・・・音の頻度分析により作曲家の特性を分析
(3) 文学の解読
・ 英国:メリアム氏、代名詞、接続し等の頻度・配列等を解析
(4) 麻薬取引の解読
・ 麻薬密輸団の記録綴の意味不明な暗号文的な記録綴りの解読