暗号理論
[ス行 作品]
作品名 数字の国のミステリー
著者名 マーカス・デュ・ソートイ     Marcus du Sautey  (訳:冨永 星)
発行日:2012.11.30
出版社:新潮社
形式:四六判
目次
第1章 果てしない素数の奇妙な出来事
第2章 とらえどころのない形の物語
第3章 連勝の秘訣
第4章 解けない暗号事件
第5章 未来を予言するために

概要
 数に暗号、ミレニアム問題まで。
 毎年恒例、英国王立研究所のクリスマス・レクチャーでその数学者は語り出した。素数の謎にゲーム必勝法、果ては世界七大超難問であるミレニアム問題にいたるまで……。

第1章 果てしない素数の奇妙な出来事
 数学のもっとも基本的な対象である数そのものを取り上げ、数学にとってもっとも重要でありながら最も謎の多い素数の紹介。
 素数の謎を解くものは100万ドルを手にすることができる。

第2章 とらえどころのない形の物語
 サイコロ、泡、ティーバック、雪の結晶といった自然が作る素晴らしくも奇妙な形を巡る。型に関する最大の謎・・・この宇宙はどのような形をしているのか。

第3章 連勝の秘訣
 ゲームをする時に、論理や確立に関する数学を知っていると、いかに有利になるか。

第4章 解けない暗号事件
 昔から、秘密のメッセージを判読する際には、数学が鍵となることが多かったが、ここでは数学を利用して新たな暗号を作る方法を紹介。この暗号を使うと、インターネットでこっそり情報をやり取りしたり、遥か彼方に伝言を送ったり、友人の頭の中を読んだりできる。

第5章 未来を予言するために
 未来予測。何故数学の方程式が優れた占いの道具になるのか?
 方程式を使うと、太陽や月の食が予測でき、ブーメランが戻ってくるわけが説明でき、そのうえ地球の未来がわかる。
 未解決の方程式の中から、乱気流の問題を紹介。
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