暗号理論
[タ行 作品]
作品名 データ解析におけるプライバシー保護プライバシー保護
著者名 佐久間 淳
発行日:2016.8.24
出版社:講談社
形式:A5
目次
第1章 データ解析におけるプライバシー保護技術の概要
第2章 パーソナルデータ提供におけるプライバシーの問題
第3章 パーソナルデータ提供におけるデータの構成要素
第4章 パーソナルデータ提供のリスクと有用性
第5章 パーソナルデータの匿名化
第6章 識別不可能性と攻撃者モデル
第7章 統計量の公開における差分プライバシーの理論
第8章 差分プライバシーのメカニズム
第9章 差分プライバシーと機械学習
第10章 秘密計算の定式化と安全性
第11章 秘密鍵暗号と公開鍵暗号
第12章 準同型暗号による秘密計算
第13章 秘匿回路による秘密計算
第14章 秘密分散による秘密計算

概要
「仮名化/匿名化」「差分プライバシー」「秘密計算」を、統計学・データ工学・暗号理論の観点から丁寧に解説。データ解析実務者も必読。

第11章 秘密鍵暗号と公開鍵暗号
1 秘密鍵暗号
 (1) 秘密鍵暗号の定式化
 (2) 秘密鍵暗号による通信
 (3) ワンタイムパッド
 (4) ワンタイムパッドの完全秘匿性
2 公開鍵暗号
 (1) 公開鍵暗号の定型化
 (2) 公開鍵暗号による通信
 (3) EIGamal暗号
 (4) EIGamal暗号の秘匿性
第12章 準同型暗号による秘密計算
1 準同型暗号
 (1) 加法準同型暗号
 (2) 乗法準同型暗号
 (3) 完全準同型暗号
2 準同型暗号による秘密計算の安全性
3 準同型暗号による秘密計算:独立性検定への応用
 (1) 分割表計算の2-party秘密計算
 (2) 分割表計算の2-partyプロトコルの秘匿性
 (3) 分割表計算のアウトソーシング型秘密計算

その他、諸所に暗号について触れている。

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