作品名 |
あるエイプリルフール (ワンダー暗号ランド所収) |
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初出稿:S34 |
目次
「なし」(短編)
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ストーリーの概要 |
書店の湯屋主任は、女性社員に名探偵振りの試験をすると言い、意味のありそうななさそうな文章を示し、昼までに解ければシャブランのケーキをおごると約束する。3通りの解答ができ、女性社員は、湯屋を待つが彼は来なかった。解き方が違っていたのだ。 |
暗号について |
問題篇と解決篇に分かれている。分置式とアナグラム。言葉遊びを主とした暗号ミステリー |
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作品名 |
三億円犯人の兆戦 (「小説3億円事件」、「13の暗号」所収) |
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初出稿:「小説現代」:S45.8
・小説3億円事件
発行日:S59.11.15
出版社:講談社
形式:講談社文庫
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目次
「なし」(短編)
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ストーリーの概要 |
「週間旋風」の編集長・飯坂洋裁店経営者の佐知代と交際している。佐知代から借りた金を競馬に投資し、失敗した為負い目を負う。「損益金主人」という差出人名で競馬の予想表が届いた。特集「3億円を追う」で、犯人が競馬狂だった場合というのを書いたからか。差出人は3億円事件の犯人か。 |
暗号について |
書き出しに江戸川乱歩の「二銭銅貨」の引用があり、暗号小説と判断できる。競馬の予想表を暗号に使ったアイデアが面白い。編集者達が一度解いた解は。その後、佐知代が解いた解は。氏は推理文壇屈指の競馬通といわれる。 |