暗号戦史
「ア行 作品」
作品名 暗号はこうして解読された   対日情報戦と連合艦隊
著者名 原 勝洋
発行日:2001.12.15
出版社:KKベストセラーズ
形式:四六判
目次
第1章 13時手交電と開戦
第2章 日本海軍暗号書Dの全貌
第3章 地点略語「AF」をめぐる戦い
第4章 パターン化された行動電
第5章 極東マジックが阻止した特攻
付録:甦る日本陸海軍暗号書
ストーリーの概要
米国家機密文書の秘密解除により幻の「海軍暗号書D」の解読過程が明らかになった! 
真珠湾奇襲攻撃、山本五十六長官の死、戦艦大和の悲運、原爆投下…太平洋戦争の謎を解き空白を埋める。米国公開の解読関係文書の写真を随所に使用したキュメント。

太平洋戦争において米軍は巧妙に日本陸海軍に情報戦を仕掛け、そして、それに勝利していたことが分かる本。

目次の細部

グラビア:
・日本海軍暗号書Dのプロフィール
・パープルと通信解析
・開戦・激戦・終戦


第1章 13時手交電と開戦―真珠湾攻撃・暗号破壊の意味するもの
・暗号破棄とキンメル大将の判断
・真珠湾攻撃と九七式印字機
・パープルと日米開戦
・マジック情報「東の風、雨」

第2章 日本海軍暗号書Dの全貌−D暗号の使用規定とその変転
・日本海軍D暗号の構成
・日本海軍D1暗号の更新(1)
・日本海軍呂・波暗号の更新(2)
・米海軍によるD暗号の解読

第3章 地点略語「AF」をめぐる戦い
・開戦から半年間
・日米の通信解析
・暗号変更とその中止
・ミッドウェー作戦へ向けて
・地点符号「MI」の特定
・惨敗の「MI」作戦

第4章 パターン化された行動電山本五十六連合艦隊司令長官の死
・山本五十六―司令長官機、空中待ち伏せ攻撃
・「ウルトラ」情報
・運命の乱数表切り替え

第5章 極東マジックが阻止した特攻―海上特攻大和の最期と原爆投下
・米軍に・筒抜けの作戦計画
・迎撃された大和の悲運
・大和の最期
・終戦への動きと原爆投下

付録:甦る日本陸海軍暗号書
・海軍暗号書天
・海軍暗号書呂
・海軍気象甲暗号書
・第17師団部隊乱数表
・参謀本郡通信暗号書2号
暗号について
前編「暗号」に関する記述なので、上記参照
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