暗号戦史
「チ行 作品」
作品名 諜報太平洋戦争   スパイ戦史シリーズA
著者名 松島 慶三
初出版:S42.7:徳間書店
発行日:昭和60年4月15日
出版社:朝日ソノラマ
形式:文庫
目次  (暗号関連)
第T編 開戦前の諜報戦
1 盗まれていた暗号 2 (略) 3 (略) 4  日本の対米諜報戦 5 情報と諜報 6 (略) 7 風雲急を告げていたころ 8〜10(略)
第U編
1 情報処理の腹立たしい遅延 2 オアフのキューン・ホール 3 解かれた「AF」の謎 4 (略) 5 (略) 6 山本長官、南溟に消ゆ 7 (略) 8 アリューシャン撤退作戦 9〜15 (略)
ストーリーの概要
太平洋戦争は華々しい海・空戦ばかりで戦われたのではなかった。その裏には表面に出ない、しかも激烈な諜報戦が展開された。だが、日本の諜報機関は当時列国の中で最低だった。科学技術の応用範囲、暗号解読、諜報員の資質、人数はもとより、有色人種という制約を受け、諜報機関の本格的組織化は昭和14年中野学校の創立を持って始まる。「情報敗戦記」でもある。
暗号について
目次の通り、各種の暗号戦(暗号使用及び暗号解読)の実例を挙げ、日本の暗号体制の未熟さを警鐘している。
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