暗号戦史
「チ行 作品」
作品名 知将 秋山 真之
著者名 生出 寿
発行日:1992.5.15
出版社:徳間書店
形式:文庫
目次
第1部
空前の海軍戦術家     恩師八代六郎と親友広瀬武夫
偉兄秋山好古        日本古来の名戦法
秋山流軍学          戦うか、ロシアの属国か
対露戦の連合艦隊司令部   初陣の日清戦争
智名もなく勇功もなし    英傑丁汝昌の最期
第2部
一家全滅すとも怨みなし  広瀬少佐とマカロフ中将
危機のなかの東郷      唯一の名航路
天下分け目の黄海海戦   児玉源太郎の神算
「七段構え」の全滅作戦   天気晴朗ナレドモ浪高シ
絶好機の「丁字戦法」     智謀湧くがごとし
ストーリーの概要
バルチック艦隊を日本海に殱滅した東郷平八郎麾下に、その人ありと言われた秋山真之。
後世、「智謀湧くがごとき秋山流軍学」と喧伝されたその天稟の質は、すでにアメリカ留学時に現われ、全海軍の注視を浴びた。西洋兵学に秀れた秋山は、また日本古来の兵術にも通じ、日露戦「丁字戦法」はまさに村上水軍流でもあった。
知将の生涯と斬新な戦術思想を描く人物評伝。
暗号について
* 信濃丸からの「敵艦見ユ」の暗号電・・・三六式無線電信機の活躍
* 情報(暗号電)の処理
* 日本海軍の暗号通信の活躍に対し、何故露軍は妨害をしなかったのか?
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