暗号戦史
「エ行 作品」
作品名 英国スパイ物語
著者名 川成 洋
発行日:2018.2.25
出版社中央公論社
形式:四六判(ソフト)
目次

第9章
第1章 スパイ組織の誕生
第2章 第一次世界大戦中の活動
第3章 ロシア革命とスパイ群像
第4章 暗号解読者たち
第5章 第二次世界大戦とスパイ
第6章 二重スパイ群像
第7章 ミンスミート作戦
第8章 ノルマンディー上陸からパリ解放へ
ストーリーの概要
 ボーア戦争からはじまるイギリスの20世紀は、二つの世界大戦とロシア革命への対応を柱に、一大情報戦争の時代でもあった。
 それを現場で担った情報機関と、闇にかくされたスパイの群像を多くの史料をもとに、追っていく。

 敵の組織に潜入して情報を得るために彼らが行った手法の数々、相手を欺くため周到な準備のうえに行われた大がかりな秘密作戦の全貌。
 それらは敵の行動原理と指導者の心理を読み切ったうえで展開される息づまるドラマであり、縦横に描かれている。
 そして、一筋縄ではいかない二重スパイの群像、情報戦に欠かせない暗号解読者たち。
 飛び抜けた能力と行動力、エキセントリックともいえる奇妙な人間性を宿した彼らの実像は、戦争と革命の時代を背景に明らかにされていく。 
 相手国(ソ連、ナチスドイツ)のスパイや治安組織との暗闘も書かれている。

暗号について
第4章 暗号解読者たち
1 「四〇号室」
2 無用の長物?
3 政府暗号学校(GC&CS)
4 情報のランクづけ
5 シンクレア体性
6 一九六二年のゼネスト
7 スパイ潜入の専門家
8 ステーションX
9 エニグマ解読作戦
10 ミュンヘン会談
11 独ソ不可侵条約の締結

* その他、各章に暗号解読による情報の活用等の事例有り
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