作品名 |
不信の同盟 第5回 :ベルリン大使館武官室始末 (「丸S61.3」所収) |
著者名 |
檜山 良昭 |
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発行日:S61.3.1
出版社:潮書房(光人社)
形式:雑誌 |
目次
「なし」 |
ストーリーの概要 |
第1次世界大戦終了後におけるドイツの国交再会へのノンフィクション・ノベルの第5回目
第2章:敗戦国のドイツ
* 対戦が終結したドイツで若き将校達により昭和軍閥形成への最初の会合がもたれていた。
・陸軍は、ドイツ陸軍に関心を失っており、陸軍武官室の重点はポーランドに移っていた。
ポーランド武官は、山脇正隆少佐・・・ポーランド軍の創設や国の独立を援助。
・・・共産主義の防波堤、ドイツに対する牽制
・ドイツには香椎大佐が武官として派遣された。
ドイツは労働分遣隊という名前で将兵を集め、隊ポーランド戦を準備していた。
・1923年、ドイツで永田鉄山、小畑敏四郎、岡村寧次、東条英機が集まり、陸軍の近代化を議論した。
・1924年、石原莞爾がドイツで戦史研究・・・「1914〜18年の世界大戦」執筆 |
暗号について |
陸軍は、1923年(大正12年)、ソヴィエトの暗号通信を解読する能力向上のため、ポーランド軍参謀本部からヤン・コワレフスキ^大尉を招聘した。
・大尉は、2年間参謀本部で暗号学を教えた。
・マルコニーが無線電信機を発明して以降、外交や野戦で無線を本格的に利用するようになった。その際、重要通信文は暗号に変え打電した。このため、敵国の無線電信を傍受し、暗号を解読する新しい情報技術が発達。
・・大尉の講義はの受講者は、百武大尉ら陸軍将校5,6名、海軍の伊藤中佐ら3名
・大尉の帰国後、陸軍は半年おきに2名ずつ暗号将校をポーランドに留学させた。 |