暗号戦史
「ク行 作品」
作品名 軍事情報戦略と日米同盟
著者名 松村 昌廣
発行日:2004.12.20
出版社:芦書房
形式:四六判
目次
第一部 米国の軍事覇権システムと情報通信インフラ
第1章 情報収集・伝達・・・衛星
第2章 情報収集・・・通信傍受
第3章 安全保障関連条約・協定体制
第二部 米国の軍事情報通信システムと日本の防衛
第4章 米国のRMA攻勢
第5章 米国支配の構造とデータリンク
第6章 米国支配は予想を超えるか?
第7章 米国支配の深化
第三部 日本の直面する政策課題と選択肢
第8章 イージス艦派遣問題
第9章 イージス艦と戦域ミサイル防衛(TMD)
第四部 米軍事力の限界
第10章 米空母による戦力投射能力
第11章 米軍の平坦管理能力
第五部 米国と日本の同盟管理政策
第12章 「日米同盟を米英同盟なみに」の嘘
第13章 将来の日米同盟と日本の軍備
ストーリーの概要
米国の軍事覇権システムの中枢機能である軍事情報通信システムを把握し、情報のコントロールを通じて同盟国を更に深く覇権システムに取り込もうとする米国の攻勢を分析。
そのような「情報化」する日米軍事関係の下で、日本がいかなる制約と政策課題に直面し、どのような選択肢の幅が日本にあるのかを考察。
暗号について
第一部 米国の軍事覇権システムと情報通信インフラ
第2章 情報収集・・・通信傍受
 1 UKUSA協定とは何か
 2 世界に展開する通信傍受基地網
 3 「エシュロン」システム運用の運用の実態
 3 新たな活動目標としての経済諜報
 4 米国主導の通信傍受同盟と日本の立場

第二部 米国の軍事情報通信システムと日本の防衛
第4章 米国のRMA攻勢
 2 米国のRMA政策・・・建前と本音
第5章 米国支配の構造とデータリンク
 1 相互運用性とデータリンクの政治的重要性
 2 データリンクをめぐる国際政治と分析の焦点
 3 米軍および同盟国軍のデータリンク能力
 4 米軍と主要同盟国軍の戦術データリンク能力
 5 戦術データリンク装置等の共同開発と関連情報の譲渡
 6 データリンクをめぐる政治と日本同盟
 7 懸念される政索の乖離

第6章 米国支配は予想を超えるか?
 1 海上自衛隊と航空自衛隊とのリンク11連接の有無
 2 BADGEシステムとMOFシステムとの連接について
 3 暗号機と暗号
 4 最悪のシナリオ

第7章 米国支配の深化
 1 秘匿情報の譲渡
 2 データリンクをめぐる米国の官僚政治
 3 同盟国との軋轢
 4 日本への指針

第三部 日本の直面する政策課題と選択肢
第8章 イージス艦派遣問題
 4 相互運用性とイージス艦の戦術データリンク

第9章 イージス艦と戦域ミサイル防衛(TMD)
 2 リンク16によるデータリンク確率の問題点
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