暗号戦史
「ヘ行 作品」
作品名 ベルリン特電
著者名 江尻 進
発行日:1995.8.10
出版社:共同通信社
形式:四六判
目次
第1章 ヒットラーのベルリン
第2章 ポーランド進攻
第3章 拡大する戦線
第4章 パリ占領
第5章 独ソ開戦前夜
第6章 宿命の対決
第7章 膠着する戦線
第8章 舞台裏の攻防
第9章 終局へ
第10章 脱出劇
ストーリーの概要
欧州戦線の攻防とドイツの敗北を見つめた日本人特派員(新聞協会専務理事)の見た「ヒトラーの戦争」の真実。
・ドイツからすれば、真珠湾攻撃はよけいなこと・・・米の参戦により戦争遂行困難
・ドイツによる英国爆撃・・・親英のヒトラーの指導に疑問
・独ソ戦・・・・何故。ヒトラーはモスクワ占領を優先して命じなかったのか?
・大島駐独大使の偏った判断
・特派員のドイツ占領地への従軍の裏話、貴重な体験

* 一般的な戦史とは異なり、特派員という一般人からみたドイツ・ヒトラーの戦争の真実は面白いし、為になる。
暗号について
第1章 ヒットラーのベルリン
・手紙の検閲、外国公館の暗号解読、英米側の傍受を警戒

第6章 宿命の対決
* 解読されていた暗号
 ・英米は日本の暗号を解読
 ・ドイツも日本の暗号を解読。解読できないのはバチカンとソ連だけだ
 ・大使館と武官室に解読されている情報を伝えても「解読は困難」と取り合わない。
 ・新聞の死亡広告で、ドイツの士気の低下を判断できる。
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