暗号戦史
「ヒ行 作品」
作品名 悲劇の巨星 あどみらるヤマモトの死の真相  [青い目の見た太平洋戦争]
                   ([丸エキストラ版110」所収)
著者名 不明  (訳編:速水 清志)
発行日:S61.12.12
出版社:光人社
形式:雑誌(新雪12月号)
目次
「なし」 
ストーリーの概要
「日本の悲劇」を演習した恐るべきワシントン・アラスカ・ハワイ・ソロモン電の裏側にひそむ"日米電波戦"の勝利と敗北の記録!

内容項目
*四半世紀をへて完全に打ち砕かれた「偶然説」
 ・運命の「NTF機密電」
*太平洋に交差した「ヤマモト暗殺」の秘密電波
 ・「復讐」という名の作戦
 ・海軍長官の厳命きたる
 ・決め手はタイミングのみ!
*その朝「X点」をめざして直進した十六個の黒点
 ・右30度に目標あり
 ・一羽は孔雀だった
*「4月18日」こそわれわれの勝利の日だった!
 ・長官機撃墜に関するノート
暗号について
*四半世紀をへて完全に打ち砕かれた「偶然説」
 日本海軍ではこの事件を「甲事件」と呼んだ。そして、調査の結果、偶然説となった。
 米は解読し、敵味方も巧妙に欺いた。
 ・運命の「NTF機密電」
  巡視日程はもっとも安全と確信されていた極秘暗号「JN-25」で発信。しかし、米海軍諜報部により解読された。

*太平洋に交差した「ヤマモト暗殺」の秘密電波
 ・「復讐」という名の作戦
  山本の予定表を原住民から入手したという噂を流した。

*「4月18日」こそわれわれの勝利の日だった!
 ・長官機撃墜に関するノート
 A:傍受された電報が具体的に明らかにされたこと
   NTF機密電131755電そのものの電報を公開・・・25年経過すれば、機密解除
 B:伊1潜の乱数表が押収、使用されたこと
 C:山本機撃墜はニミッツ提督の決意
   ノックス長官に解読電が届いたのは4月17日。ニミッツ提督は14日に承知し、撃墜の準備命令を出していた。
 D:山本機を撃墜したのはランファイア一人か(暗号には直接関係ないが)
   バーバーが撃墜したと主張
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