暗号戦史
「イ行 作品」
作品名 インテリジェンス解読E ソ連の核開発を探れ
   西側諸国のインテリジェンスとソ連の核開発(前) (「軍事研究2009.11号」所収)  
著者名 橋本 力
発行日:2009.10.10
出版社:ジャパン・ミリタリーレビュー社
形式:雑誌
目次
「なし」 
ストーリーの概要
 第2次世界大戦直後に始まった冷戦の時代、ソ連の核開発状況を知ることはアメリカの国家生存のための重要課題だった。
 ゆえにこの時代にアメリカ・インテリジェンス・コミュニティは発展したのだ。
 ・役割:ソ連の核開発技術に関する情報収集とその能力を分析評価
 ・有用性:軍事戦略から外交条約の草案まで多岐

* ソ連の核開発と「ボロジノ作戦」
* 米英の対ソ諜報活動
* 米軍によるソ連を包囲する諜報網
* 米英の合同諜報作戦と内部に潜んだ反逆者
* 分断されたドイツにおける諜報活動
暗号について
* ソ連の核開発と「ボロジノ作戦」
 ・ ソ連スパイ:じょん・ケアンクロス:CG&CS所属経験・・ドイツのエニグマ暗号解読情報の流出

* 米英の対ソ諜報活動
 ・米英の機密漏洩事実判明の2ルート
  1 ヴェノナ計画・・・ソ連のワンタイム・パッドの傍受解読
  2 GRU通信技師イゴール・ゴウゼンコの亡命

* 米軍によるソ連を包囲する諜報網
 ・原子力検知システム・・・「像のオリ」の起源・・・カラミュルセルの通信傍受基地

* 米英の合同諜報作戦と内部に潜んだ反逆者
 ・ 反共主義の難民等のリクルート・・・無線機や特殊インクを携行させ国境を越境
 ・ ベルリンのトンネル事案・・・「ストップウォーッチ作戦/ゴールド作戦」
  東ドイツとモスクワの交信傍受・・・通話記録5万本のテープ
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