暗号戦史
「イ行 作品」
作品名 インテリジェンス闇の戦争  (SECRET WARS)
イギリス情報部が見た「世界の謀略」100年
著者名 ゴードン・トーマス    (Gordon Thomas)  (訳:玉置 悟一)
発行日:2010.9.27
出版社:講談社
形式:四六判(ソフト)
目次
第1章 全世界が舞台のM16
第2章 防諜と治安維持のM15
第3章 第二次世界大戦と英米情報機関
第4章 原爆の秘密をソ連に渡したスパイ
第5章 イギリス大使館に潜入したソ連のスパイ
第6章 アラブの反乱
第7章 インドとアイルランド

第8章 寝返りと裏切りの応酬
第9章
 レーガンの時代とCIAの闇
第10章 時代は変わる
第11章 激変する世界情勢
ストーリーの概要
目次の続き
第12章 竹のカーテンと南アフリカの生物兵器
第13章 適応するか、サヨナラか

第14章 アルカイダの復讐が始まる
第15章 9.11前の空白

第16章 世界が変わった日
第17章 ケリー博士の死の謎

第18章 今も続く「歴史の裏側」

 世紀の大事件に関与した情報局員たちの真実、スパイ活動の歴史をイギリス情報部を軸に描いている。
 原爆製造から同時多発テロまで、歴史的事件の裏に隠された「闇の戦争」をひも解き、世界情勢の本当の姿をあぶり出す
イギリス情報部のみならず、CIAやKBB、モサドなど扱っている組織は幅広い。
 目次から推測できるように、寝返りを申し出てきたKGB幹部やら、対象国大使館地下にトンネルを掘っての通信盗聴、MI6に潜んだKGBの二重スパイ、水爆技術を盗み出すスパイなど、現実の世界で起こっている事実が描かれている。
暗号について
第10章 時代は変わる
* アメリカのNSA(国家安全保障局)
 ・ 規模、運営費等
 ・偵察衛星、データ保存システム、各種開発
 ・通信傍受・解読・分析
* エシュロンとは何か
 ・ UKUSA、NSA、GCHQ・・・アングロサクソンの5カ国
* イギリスにあるNSAの巨大基地
 ・ イギリス空軍メンウィズヒル基地

第16章 世界が変わった日
* NSAがテロの1年前につかんでいた情報
 ・ 1年前に傍受・・・不可能だと無視

◎ その他、各種情報活動における暗号の使用、暗号解読の実施について書かれている。・・・具体性は少ない。
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