暗号戦史
「カ行 作品」
作品名 海軍短現士官よもやま物語
著者名 坂田 治吉
発行日:S63.9.20
出版社:光人社
形式:四六判(ソフト)
目次
下記「概要」に記述 
ストーリーの概要
太平洋戦争において、大学出身者の中から海軍主計科士官として任官した体験記
目次
・海軍短期現役 ・海軍経理学校 ・艦隊配乗 ・吊り床 ・月月火水木金金 ・頓服 ・キャンドルーサー ・最後の観艦式 ・駆逐艦「アキカゼ」 ・海賊 ・深夜の怪魚 ・発想 ・膳と泳ぐ ・触れこみ中尉の失敗談 ・オンポロ艦隊 ・ニイタカヤマノボレ ・りソガエン敵前上陸作戦(1) ・リソガエソ敵前上陸作戦(2) ・海蛇・敵潜水艦・ダバオ ・レプラと落下傘攻撃 ・ライスター・フェルと敵空襲 ・水上機母艦神川丸 ・ショートラソド定期 ・神川丸の人々 ・消えた酒保物品二百トソ ・敵機夜襲 ・被弾(1) ・被弾(2) ・ショートラソド基地(1) ・ショートラソド基地(2) ・ショートラソド基地(3) ・捕虜 ・ 「ケ」号作戦(1) ・ 「ケ」号作戦(2) ・山本連合艦隊長官戦死(1) ・山本連合艦隊長官戦死(2) ・撃沈 ・最後の出港 ・艦長に進言、敵機触接 ・敵魚雷命中 ・航行不能、艦長の別れの盃 ・二度目の雷撃、沈没 ・漂流 ・士官の無能 ・蟻の海から引き上げられる ・駆潜艇の能力と鯨 ・二人の先任下士官の戦死 ・沈没時の戦訓 ・呉海軍航空隊(1) ・呉海軍航空隊(2) ・呉海軍航空隊(3)
暗号について
* 山本連合艦隊長官戦死(1)
 ・長官が撃墜される数日前、視察の電報が届いた。それを戸口に立ったまま見た。
 ・当時でも、この暗号電報は敵に解読され、米戦闘機により長官機が撃墜されたことは疑いのないことであった。
 ・如何に解読されたかは種々の憶測あり。イの1潜が焼却に失敗した暗号書によるものと囁かれていた。
 ・米は日本海軍の暗号解読について、日本とは比較にならぬ程度の陣容で取り組んでいたのだ。
 ・戦後、知り合った元米軍人が、解読に携わっていたことを聞いた。イの1潜が原因ではなかった。
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