暗号戦史
「カ行 作品」
作品名 海軍軍令部
著者名 豊田 穣
初出版:1987.3;講談社

発行日:1993.12.15
出版社:講談社
形式:文庫
目次
第1部 海戦決定
第2部 軍令部の歴史
第3部 海戦―緒戦の勝利
第4部 米軍の反攻
第5部 守勢への転嫁
第6部 連合艦隊の終焉
第7部 終戦と軍令部
軍令部と太平洋戦争:軍令部参謀座談会
ストーリーの概要
明治海軍は軍令部創設によって伸長、日清・日露戦争で連合艦隊の大活躍を生む。勢いに乗り巨漢を増強、太平洋戦争へと突入するが、軍事力の中核はすでに空母や航空機に転じつつあり、対応できなかった日本は惨敗!
海軍軍令部の栄光と悲劇の歴史をたどり、そこで活躍した参謀たちの姿を描く。
暗号について
第3部 海戦―緒戦の勝利
* 開戦に決す
 ・開戦日の暗号:「新高山登れ1208」「ヒノデハヤマガタ」
 ・「トトト」、「トラトラトラ」
* 開戦通告の遅延問題とハルの態度
 ・開戦時の最後通告の米による暗号解読と大使館の暗号処理
第4部 米軍の反攻
*第2段作戦とミッドウェー論争
 ・敗因の一つは情報戦・・暗号解読
第5部 守勢への転嫁
*米軍の暗号解読と長官の死
 ・暗号解読とその実態は、終戦まで秘密だった
inserted by FC2 system