暗号戦史
「カ行 作品」
作品名 海軍電波追憶集 第一號
著者名 電波関係物故者顕彰慰霊会  責任者 和智 恒蔵
発行日:S30.10
出版社:
 電波関係物故者顕彰慰霊会
形式:B5
目次
第1部 海軍電波関係物故者顕彰慰霊行事
1 諸準備
2 行事実施
3 行事事後整備
第2部 追憶談
第3部 物故者追憶集
第4部 海軍電波関係の概要
1 海軍に於ける電波活用の概要
2 初期における航空無線通信
3 軍艦摂津無線操縦の思出
4 通信諜報の概要
特別寄稿 「モダーン、エレクトロニックス」
ストーリーの概要
日本海海戦50周年に当たる年に仮装巡洋艦信濃丸の電波による功績を讃え、かつ海軍電波関係物故者の顕彰慰霊を行うことにした。
その行事の記録と、追憶集、海軍電波関係の概要を併せて収録したものである。
暗号について
第2部 追憶談
* 信濃丸敵艦隊発見の回顧
 ・敵艦隊発見の暗号電報
第4部 海軍電波関係の概要
4 通信諜報の概要:和智 恒蔵
* 概要:軍令部特務班による「通信諜報」
* 我が海軍諜報の変遷
 ・時系列に「制度組織」、「作業効果」、「記事」が表形式で纏められている。
 ・海軍における通信諜報の歴史、その成果等の概要が端説にかかれており、理解容易である。
* 結言
 ・通信諜報は、対手国の国語を初め諸般の事情に精通しかつ、極度の諜報感覚を働かし、
 ・通信の傍受、入手
 ・分析研究の上、総合結果を出す作業である。
 ・単に暗号解読だけの作業ではない。
* 終戦時、組織は約4000名に達した。
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