作品名 |
海軍参謀 |
著者名 |
吉田 俊雄 |
|
初出:1989.9;文藝春秋
発行日:1992.11.10
出版社:文檄春秋
形式:文庫 |
目次
第1章 海軍参謀とは
1 戦いは人なり
2 海軍参謀はカゲの人
3 参謀はどう作られたか
4 参謀の職務と実務
第2章 海軍参謀像
1 黒島亀人 2 宇垣纒
3 福留繁 4 富岡定俊
5 神重徳 6 草鹿龍之介
7 源田実 8 石川信吾
9 沢本頼雄と井上成美
終章 失敗の教訓
1 失敗の教訓
2 陸軍参謀と海軍参謀 |
ストーリーの概要 |
企業は「環境の変化に適応して自己変革するシステム」といえる。
日本海軍もまたそのひとつであったはずなのに、その指揮官たちはついに自己変革できないままに終り、帝国海軍は崩壊した。
海軍大学校のエリート教育が生んだ10人の代表的参謀を俎上にのせ、彼らの失敗を今日的視点で検証して明らかにする「幹部の条件」。 |
暗号について |
* 赤城の通信・・・無線能力貧弱、敵信傍受能力低し
* サンゴ海海戦以来、日本海軍の常用戦略暗号を解読されていた。その暗号書を使い作戦計画を送信
* 山本長官の視察計画の暗号電報・・・米に解読される
* 暗号電報は、一見しただけでは内容の重要度はわからない。参謀の長文電報が不用意に流れる |
1989.9.25:四六判:文芸春秋 |