作品名 |
北朝鮮弾道ミサイルの最高機密 |
著者名 |
李 福九 |
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発行日:2003.4.30
出版社:徳間書店
形式:四六判 |
目次
序章 仮想ドキュメント—北朝鮮軍、韓国へ進攻
第1章 ミサイル生産基地の全貌
第2章 北朝鮮ミサイルの恐るべき威力
第3章 ミサイル輸出と外貨稼ぎ
第4章 アメリカは北朝鮮のミサイルを怖がっている
第5章 ミサイル技術者の亡命
第6章 弾道ミサイルの恐怖からいかに逃れるか
第7章 日本製品の流出を食い止めろ |
ストーリーの概要 |
「北朝鮮はノドン、テポドンといった弾道ミサイルだけではなく、すでに巡航ミサイルをも実戦配備している。そして2003年中に公開予定のテポドン2号は、9個の弾頭を備えた『超重』ICBMである。生物化学兵器、核弾頭、オゾン層破壊兵器…北朝鮮の軍事力は、金正日が言ったように、『地球を破壊する』だけの実力を有しているのだ」
最重要ミサイル生産基地である煕川38軍需工場で、通信・制御関連の開発に携わった男が、北朝鮮ミサイルの最高機密を暴露
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暗号について |
第5章 ミサイル技術者の亡命
1 暗号通信を対南工作員に送っていた
* 「開城放送局」勤務:「朝鮮平壌444号」というコード名
・・・韓国、日本に送り込んだ工作員にラジオ電波で暗号指令を伝える「対南放送局」・・・スパイ組織の通信局
* 1959年開局。72名勤務。放送器材はチェコ製「デスラー」・・100KW・1台、60KW・1台、30KW・2台
* 684kHz、810kHz、927kHz・・・24時間放送
* アンテナ:170m、110m。地下ケーブルで平壌から指令が送られてくる。 |