暗号戦史
「ク行 作品」
作品名 クラウゼヴィッツの暗号文
著者名 広瀬 隆
発行日:1984.4.15
出版社:新潮社
形式:B6、ソフト
目次
T 天才クラウゼヴィッツ
U 第1の合鍵
V A・・・
W B・C・D・E・・・X
X CIA
Y KGB
Z クラウゼヴィッツの大原理

資料1「下記暗号参照」  資料2「水素爆弾の製造法」
ストーリーの概要
天才軍人・クラウゼヴィッツが書いた「戦争論」、感情に流されず、戦争の暗い特質を分析し、軍事行動の目的を解いた本。その戦争論に解かれるべき暗号文が秘められていると著者は感じ、鋭い視点で解読していく。「戦争論は、ナポレオンに対する復讐心から説いたものであり、万人普遍の理論ではなく、どのように戦争を正当化し、挑発するか、と言う目的で書かれた個人的演説である。」という意外な分析に敬意を表したい。戦後の39年間各年毎の戦争地図が怖い。
暗号について
戦争論に述べられている各項目を分析し、真の意味を読み解くことで暗号文解読と位置付けている。資料として、「フリードマンの暗号文解読法」がある。
inserted by FC2 system