暗号戦史
「ク行 作品」
作品名 空戦  山本長官ソロモンに散る  (Pacific Hawk)  第2次世界大戦ブックスE
著者名 ジョン・ベダー      (John Vader)     (訳:宇都宮 直賢)
発行日:S46.4.5
出版社:サンケイ新聞社
形式:四六判(ソフト)
目次
はじめに 不死身の戦闘機
1 連合軍を救ったP10
2 第二のパールハーバー
3 ポートモレスビー死守
4 豪空軍、ニューギニアで奮戦
5 零戦の好敵手P40
6 アフリカ砂漠の空中戦
7 山本長官、南海に散る
8 伏兵、ニュージーランドく空軍
9 P40戦士の歌
ストーリーの概要
パールハーバー攻撃の後6カ月の間に、日本海軍は、太平洋の半分を制圧した。
日本軍の攻撃目標はニューギニア南東岸のポートモレスビー、連合軍の作戦計画者が死守しようとしたのもこの地点だ。強力な歩兵部隊もなく、ごく少数の高射砲、6機のカタリナ飛行艇と7機のハドソン偵察爆撃機からなる小港に過ぎない地域。
ここで活躍したのが、米陸軍のP40「ホーク」型各戦闘機。
零戦はP40に比べて上昇速度が優れており、上昇限度も約1000メートル高く、空戦性能ははるかに優秀だった。しかも、水平速度も速く、武装にまさり、とくに後続力は驚異的に大きかった。
しかし、「キティホーク」は、頑丈な重い機体をもっていたので、零戦の強打にたえて戦闘を続けられた。急降下では零戦より早かったので、この特徴を活用して闘い、対抗した。
この戦闘機の戦いを描いた太平洋戦争史。
暗号について
7 山本長官、南海に散る
 ・日本海軍の暗号解読される・・・内容的にはない。暗号が解読され、山本長官が撃墜されたというだけ。
 ・正規の暗号電とは捉えず、「雑談、無線通信では述べてはならない厳重な規則違反」の電波をキャッチ、解読
  ・・・認識が可笑しい・・・著者の情報入手不足?
訳者あとがき
 ・彼我の機密保持と暗号解読についての関心に天地の差
 ・ランファイア少尉は、戦功をたてたが、陰の英雄に終わった・・・・暗号解読の秘匿のため
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