暗号戦史
「ニ行 作品」
作品名 日本軍暗号辞典
著者名 保坂 廣志
発行日:2013.2.1
出版社:紫峰出版
形式:CD、ダウンロード
  (A5版 55頁)
   
目次
* 日本軍暗号辞典(第1版)
 DICTIONARY OF JAPANESE CODE TERMS
 米陸軍通信安全局編 1944年9月

* 日本軍暗号辞典 日本語版
ストーリーの概要
1944年9月に米陸軍通信安全局が編纂した『日本軍暗号辞典』、および旧陸軍参謀本部調製『暗号教範』の用語集を収録したもの。
難解な暗号用語を駆使して独自の運用をした旧日本軍の暗号。その理解に必携の書。
暗号について
 多くの戦争記録が焼却され現存するものはないだろうと言われた陸軍参謀本部調製の『暗号教範』を掘り起こし、同書に記載された専門用語を中心に辞書を編んだものである。
 旧日本軍が使用した暗号は、乱数式暗号方式と呼ばれ、暗号組立に始まり翻訳(解読)まで人力により使用された。
 日本軍の乱数式暗号の考え方は、比較的容易なものだが、運用に際して幾重にも鍵を施したため、翻訳に際して不備が多かったといわれている。
 日本軍独自の暗号運用は、必然的に難解な暗号用語を生じさせることにもなった。
 1944年9月、米陸軍通信安全局が編纂した『日本軍暗号辞典』を翻訳・収録。
 旧日本軍に関わる史資料・記録の多くは、米国に収録保管されており、暗号専門用語の英語バージョンは必須のものである。

(まえがきから)
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