暗号戦史
「ニ行 作品」
作品名 日本のインテリジェンス  江戸から近・現代へ
著者名 岩下 哲典
発行日:2011.11.1
出版社:右文書院
形式:四六判(ソフト)
目次
序章 3・11とインテリジェンス
第1章 江戸時代後期のインテリジェンス
    ―日露交流史と代表的洋学者箕作阮甫
第2章 幕末のインテリジェンス
    ―アヘン戦争から開国へ
第3章 明治・大正のインテリジェンス
    ―秋山好古の軍事郵便と後藤新平の対ソ外交
第4章 昭和のインテリジェンス
    ―スパイ・ベラスコと須磨弥吉郎
終章  まとめ
ストーリーの概要
二〇一一年三月十一日東日本大震災、そのとき日本のインテリジェンスはいかに機能したか?インテリジェンスの源流をさぐる。
目次の細部
序章 3・11とインテリジェンス
第1章 江戸時代後期のインテリジェンス ― 日露交流史と代表的洋学者箕作阮甫
 近世後期の日露交流史と洋楽(蘭学)
 津山洋学と近代的洋学者箕作阮甫

第2章 幕末のインテリジェンス ― アヘン戦争から開国へ
 アヘン戦争情報に対するインテリジェンス
 オランダの開国勧告に対するインテリジェンス
 ペリー来航予告情報に対するインテリジェンス
 万次郎がもたらしたアメリカ情報
 ハリス来日をめぐるインテリジェンス
 近世社会における現場裁量

第3章 明治・大正のインテリジェンス ― 秋山好古の軍事郵便と後藤新平の対ソ外交
 秋山好古の略歴
 秋山好古の軍事郵便
 [補論]大正期のインテリジェンス ― 明るさと暗さの中なか、対ソ国交回復も

第4章 昭和のインテリジェンス ― スパイ・ベラスコと須磨弥吉郎
 スパイ組織解明のきっかけ
 スパイ組織の実態
 スパイ組織の有用性
 「東」情報と原子爆弾製造計画

終章  まとめ
 付録1 山田長政関係書籍から見た近・現代日本のインテリジェンス
 付録2 英艦プロビデンス号「北太平洋探検航海記」から見た18世紀末イギリスのインテリジェンス
暗号について
第4章 昭和のインテリジェンス ― スパイ・ベラスコと須磨弥吉郎
* 米国立公文書館:マジックの公開・・・NHKが調査「私は日本のスパイだった―秘密諜報員ベラスコ」(1982.9.20)
* 日本の外交史料館・・・「東」の存在・・・須磨公使の電報
* ベラスコのスパイ名・・・「ギレルモ」
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