作品名 日米暗号戦争と政策決定への影響 (「外交フォーラム2003.1号」所収) 著者名 蓑原 俊洋 発行日:2003.1.1
出版社:都市出版社
形式:雑誌(B5)目次
「なし」ストーリーの概要 *なぜ、「情報」は生かせなかったのか
・太平洋戦争勃発前夜、日米間で展開された暗号戦をめぐる定説を覆す新資料が発見された。
・両国はなぜ戦争を回避できなかったのか。「情報」という魔物が生んだ誤解と相互不信の連鎖
・「暗号戦で完敗した日本」は虚像
*アメリカの暗号解読
・日本外務省暗号「パープル」は解読され、「マジック情報」として活用された。
・しかし、日本語という言葉の障壁が解読ミスを発生
・対米交渉「乙」案・・・「最後的譲歩案」→「最後通牒」
*日本の暗号解読
・CIAの報告書(1967年)・・・日本による暗号解読の事実
・盗んだものではなく、解読した事実証明
・外務省外交資料館の「特殊情報綴り」
*東条内閣と東郷茂徳外相
・東郷変節の背後に暗号解読情報
・ハルノートを見て「眼も暗むばかり失望・・・・」の理由
暗号情報を曲解、重大なミス・・・暫定協定案を米国の回答であると誤認
*外交において相手の真意を読み解くこと
・暗号解読情報を真意をつかめず翻弄
・誤解と相互不信の連鎖
・暗号解読情報からは、真珠湾攻撃の陰謀論は説明できない。暗号について