暗号戦史
「ニ行 作品」
作品名 日本を愛したスパイ   KGB特派員の東京奮戦記
著者名 コンスタンチン・プレオブラジェンスキー
発行日:1994.6.15
出版社:時事通信社
形式:四六版
目次
プロローグ:日本を追放されて
・軍事評論家をリクルートせよ 
・KGB特派員の長く辛い一日
・KGB対日本警察の諜報合戦 
・巨大情報機関の真の実力
・秘密工作、給料、セックスのすべて
・今明かす「中国スパイ勧誘事件」の全貌
エピローグ:それでもKGB活動は続く。
ストーリーの概要
日本追放を受けた元KGB諜報員が、スパイになった経緯、ソ連のスパイの実態を赤裸々に綴ったノンフィクション。KGBの意外なお粗末さ、恐さ、スパイの哀れさ等、ユーモアを含めて記述。その根底にあるのは、スパイ活動間に触れた日本の良さ、あるいは日本人の人の良さ。ロシアになり、組織の名称は変わってもKGBの本質、機能は影で維持されている。
暗号について
随所に、盗聴作戦、対盗聴作戦あるいは本国との通信に関連した暗号の使用等、スパイ活動上の暗号について記述されている。しかし、具体性は少ない。


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