暗号戦史
「オ行 作品」
作品名 沖縄戦と暗号作戦
著者名 保坂 廣志
発行日:1998.9

出版社:琉球大学
 学術リポジトリ掲載
(紀要論文)

形式:PDF



目次
1 語り継ぐ沖縄戦
2 暗号で見る沖縄戦の意義
3 沖縄守備軍の暗号作戦準備
4 沖縄地上戦での守備軍の暗号作戦
5 かな暗号の組立
6 米軍はいかに暗号を傍受・解読したか
まとめ



ストーリーの概要
 沖縄戦は分からないことが多い。
 例えば暗号戦といわれる情報戦がそれである。
 その最大の原因は、殆どの記録を廃棄・焼却したことにある。
 米国の資料からそれを解明する。
暗号について
2 暗号で見る沖縄戦の意義
・NSA資料として米国の國立公文書館に保存・・・1996.9公開

3 沖縄守備軍の暗号作戦準備
・沖縄から転出した第9師団の「部隊連絡規定」・・・I隠語、略号の使用等

4 沖縄地上戦での守備軍の暗号作戦
(1) 4ケタ暗号=乱数表と計算表を用いての方式(昭和20年5月1日〜同5日正午)
 ・第62師団乱数表、計算表(組立用、翻訳用)
(2) 4ケタ暗号=乱数表による非算術計算

5 かな暗号の組立

6 米軍はいかに暗号を傍受・解読したか
 ・米軍無線情報班、英軍情報部隊
 ・無線情報交通分析班

まとめ
・最後の拠点・摩文仁で暗号書類の処分。しかし、米軍に200店以上の文書等が押収されている。

資料1 第62師団暗号使用法
資料2 捕虜尋問調書

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