暗号戦史
「オ行 作品」
作品名 女スパイ  歴史の陰のヒロインたち  (WOMEN SPIES)
著者名 J・バーナード・ハットン    (J.Bernard Hutton)   (訳:栗原 勝)
発行日:1972.11.10
出版社:日本リーダーズ
      ダイジェスト社
形式:四六判(ソフト)
目次
第1部 東側の諜報組織と女スパイ
 1〜15

第2部 西側の諜報組織と女スパイ
 16〜29 
ストーリーの概要
現代の諜報・防諜活動における女性の役割とその背景を、解明したドキュメント
* 同志の中から厳選したスパイ候補生を特訓に継ぐ特訓で幹部スパイに鍛え上げるソ連の猛烈養成主義と、敵対国の中で素質のあるシンパを見つけて再訓練するアメリカの天才発見主義
* 女性幹部スパイに潜入先の国でレストラン、ギフトショップ、旅行代理店等を経営させる東側と、諜報対象国のスチュワーデスや女性上級官吏を巧妙に抱き込む西側
* 女性幹部スパイのスパイ団組織法と連絡法
* 女性幹部スパイがその最高武器を用いるとき
* 超小型カメラ・電子諜報マイク・超短波無線送信機・暗号通信等の最新のスパイ用器材とその実際利用例

目次の細部
第1部 東側の諜報組織と女スパイ
1 スパイはつくられるもの                    2 実技訓練
3 模擬逮捕                             4 ソ連の驚異的なスパイ学校
5 イギリス流についての学習                  6 情報網の拡大
7 変わった寄席芸人リタ                     8 完全なイギリス婦人アイリーン
9 マドモアゼル・ジェルメーヌ                  10 マリアとマリアンヌ
11 レニングラードからやってきた北欧美人          12 赤い"皇后"アンジェラ
13 アーモンドの目をした女スパイたち             14 リリー・ペタル
15 赤い女スパイはどこにもいる
第2部 西側の諜報組織と女スパイ
16 スパイは天性のもの                     17 西側のスパイ学校
18 商売道具                            19 "アン作戦"
20 ナターシャ                           21 ワンダ
22 ベルタ                              23 シューラ
24 ベラ                               25 ロータス・ブロッサム
26 女スパイ寸描                         27 西でスパイしている、西側の女スパイたち
28 スパイは捕らえにくい                    29 スパイを罠にかける女スパイたち
暗号について
☆ 西側も東側も暗号の認識は同様、手段、用法の差はある。

第1部 東側の諜報組織と女スパイ
* ガツィーナの特殊スパイ学校における暗号教育
 ・・・七つの暗号:マーチン、オスロ、スティーブ、キール、ビーナス、アルマ、ノース
* 報告は暗号で・・・超スピードの暗号通信、マイクロフィルム、見えないインク等の活用、強力な短波無線送受信機
* 連絡に暗号広告

第2部 西側の諜報組織と女スパイ
* 連絡に暗号(合言葉、隠語、略語)、特殊インクの使用
* スパイ教育科目・・・暗号の組立・解読、情報の連絡と伝達法
* 日記に注意書きを暗号(隠語)で、電話は二重話法(傍受者には普通の会話に聞こえる口頭暗号)
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