暗号戦史
「リ行 作品」
作品名 陸軍中野学校 5 ゲリラ戦史
著者名 畠山 清行
発行日:S48.9.25
出版社:番町書房
形式:四六判
目次
下欄に記述
ストーリーの概要
ルバング島の小野田少尉の生存、行方不明の広瀬大尉の終戦当時の消息、ミンドロ島で10数年過ごした山本少尉、モロタイで過ごした高砂族の志願兵松田一等兵等の取材に成功、二俣川分教所、戊種学生の活躍等を掲載。
遊撃隊戦闘教令は、中野学校、二俣教育を知る上での重要な資料である。

目次
・あれがモレスビーの灯だ  ・怨みは深しダムピール
   ・生まれかわった怠け者部隊
・台湾にもいた「九段の母」
 ・娯楽施設だけがない天国  ・ニューギニア密林の幻兵団
・土人部落の航空監視哨   ・密林潜行のベテラン生存か ・大陸二つのスパイ学校
・東西国境線に死の行進
    ・黒き雨降る南溟の地で   ・ふるえる癖が生死のわかれめ
・米人にもあっためりけん魂 ・逃亡者にそそぐ武士の情  ・中野学校遊撃隊戦闘教令 
・小野田少尉と二俣教育
    ・偽装の第14方面軍情報部 ・君らは帰れ、オレは特別任務
・菊水挺身隊と埋蔵秘図   ・対日感情悪化の海没兵    ・義号ミンドロ特別攻撃隊
・義列空挺隊に極秘命令
    ・皇軍生き残りの精鋭部隊  ・特攻の孤児殴り込む
・饅頭食って海ゆかば    ・ジャングルだけが知っている ・心理学者の心理を疑う
・中野学校で忘れた教育
    ・ノルマのがれは黄金の糞  ・国境守備隊の最後っ屁
・岡田嘉子と夜這いの名所  ・怖いのは札を持った憲兵   ・缶詰さげては今晩は

暗号について
* 生まれかわった怠け者部隊
 ・山本五十六長官の撃墜関連の暗号解読
* 土人部落の航空監視哨
 ・配属先変更時の暗号書破棄、無線機破壊
* 大陸二つのスパイ学校
 ・駐蒙軍の「日月寮」における教育・・・暗号解読を含む通信、傍受等
* 偽装の第14方面軍情報部
 ・潜伏斥候等に対する処置・・・通信と暗号兵の配属
* 対日感情悪化の海没兵
 ・中野はアルファベットの5文字編成だが、軍では数字の3文字変死の暗号
* 怖いのは札を持った憲兵
 ・クーリエ・・・電報配達の意:暗号のコードブック等を大使館等に届ける役
* 缶詰さげては今晩は
 ・陸軍暗号書を持って歩くことは出来ない
 ・残地諜者は日本語の暗号は使えない・・・欧文暗号の作製
inserted by FC2 system