暗号戦史
「リ行 作品」
作品名 陸軍中野学校      秘密戦史
著者名 畠山 清行
発行日:昭和46年11月30日
出版社:主婦と生活社
形式:四六版(ソフト)
目次
・降下諜者と空挺奇襲 ・泣く小も黙る関東軍 ・高月事件と隠語通信 ・賭けの神様南に散る ・惨烈攻防戦と不死身の提督 ・帝国海軍最期の艦隊 ・歴史にもない豪州上陸 ・チモール島の混血ゲリラ ・いっぱい食ったマッカーサー ・片道切符の和平工作 ・暗殺馴れない砂糖壺 ・パナマ運河と女とポケット ・通信諜報長官を殺す ・手当百円・死んで百五十円 ・五年分の食料と共に ・スパイ変じて救世主 ・牛馬二千頭の焼肉 ・日独交流と非戦論者 ・面子がつぶした世界制覇
ストーリーの概要
(目次続)
・ヒットラー謎の日本亡命 ・夜鷹部隊の「とび」奇襲 ・三度目の正直で沖縄へ ・死につく義烈空挺隊 ・おんぼう部隊着任す ・爆薬仕掛けて大戦果 ・護郷の鉄血勤皇隊 ・菅江中隊長の戦死 ・手紙が剥いだ化の皮 ・沖縄奪還逆上陸

 目次あるように、単なる中野学校の逸話のみならず大東亜戦争時の、各種エピソードを織り交ぜながら当時の日本軍(陸・海軍)の諜報活動、あるいは各国の関連諜報活動を述べている。意外な事実があり、面白い。
暗号について
特に、「泣く小も黙る関東軍、高月事件と隠語通信、賭けの神様南に散る、いっぱい食ったマッカーサー、パナマ運河と女とポケット、通信諜報長官を殺す」の項目に、日米Bの暗号解読、諜者の使用する暗号事例等が述べられている。
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