作品名 |
ルーズベルトは真珠湾攻撃を知っていた (「別冊週刊読売・太平洋航空戦」所収) |
著者名 |
富永 謙吾 |
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発行日:S52.12
出版社:読売新聞社
形式:雑誌(特集号) |
目次
「なし」
特集:第2次大戦の主役・軍用機 |
ストーリーの概要 |
1 対日戦の可能性と大統領の措置
2 真珠湾奇襲の公算と対策
3 日本軍事電報とワシントン
4 アメリカ政府と東条内閣
5 日本に第1発を射たせるための計略 |
暗号について |
3 日本軍事電報とワシントン
・ハワイ方面の米国軍事施設、艦艇行動等に関する開戦1年前のホノルル〜東京間の米側が傍受・解読した軍事電報は39通、解読完了が真珠湾攻撃以前25通、攻撃以降14通。
・解読が攻撃以降までかかったのは、人手不足と高度な暗号を使用していたため
・問題点:攻撃計画電報と言われる、9.24、11.15、11.18、11.20、11.29の5通
→これによって攻撃を察知できると言う主張
→月並みな敵情報告にすぎず、決して爆撃計画ではないと言う反論
・海軍通信局日本暗号傍受解読班長・クレーマー中佐・・・・特別な意味があるとは思わなかった。
→解読の優先順位が低く与えられていた。・・・軽視 |