暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 CIAスパイ図鑑
著者名 キース・メルトン   (KEITH MELTON)    (訳:北島 護)
発行日:2001.2.10
出版社:並木書房
形式:A5(ソフト)
目次

細部下記
ストーリーの概要
 世界トップレベルの謀報機関CIA(中央情報局)が冷戦時代に多く用いたスパイ活動用の装備と武器を細部紹介。
盗聴、盗撮、暗号通信から暗殺用武器まで、秘密のベールに包まれたスパイ道具の全容を400点あまりの写真と図版で解説した貴重な資料。さらにCIAの前身として第2次大戦中に活動したOSS(戦略事務局)のスパイ装備も併せて紹介。
 本書は1970年までの装備を扱っているが、これは現在使用されている装備を明かすことがないようにという配慮からである。(前書き)

目次
・序文  ・まえがき  ・CIAの成り立ち  ・CIAの紋章  ・ディア・ガン  ・スティンガー  ・煙草ピストル  ・狙撃銃 ・ロッド・ペンシル  ・サイレンサーつき拳銃キット  ・サイレンサーつきライフル  ・催涙ガス・ペン  ・ダート・ガン  ・ワルサーPPKサイレンサーつき拳銃  ・ミノックス・モデル‐B  ・煙草用ライター型カメラ  ・腕時計カメラ  ・工作員用カメラ  ・監視用カメラ  ・煙草箱カメラ  ・秘密文書技術  ・メタスコープ  ・赤外線フラッシュ写真撮影  ・ロボット・カメラ  ・技術情報収集用現場キット  ・隠しカメラ  ・文書複写用アタッシェ・ケース  ・ファイバースコープ  ・無線通信局RS‐1  ・無線通信局RS‐6  ・無線通信局RS‐8  ・短波受信機RR/D‐11  ・超小型無線通信局  ・アタッシェ・ケース無線通信局  ・監視用受信機SRR‐4  ・デルコ5300  ・一回限り暗号帳  ・高速短縮送信装置  ・ミニホン・アタッシェ・キット  ・赤外線通信装置  ・ブリーフケース・レコーダー  ・ホーミング・ビーコン  ・ボディー・マイク  ・無音ハンマー  ・情報活動用ケース、タイプSK‐8A  ・アタッシェケース・レコーダー  ・モーテル・キット  ・音響探知キット  ・細線敷設キット  ・ホットマイク電話  ・盗聴装置  ・「ドッグ・ドゥー」送信機  ・鍵開けナイフ  ・鍵開けキット  ・鍵開けガン  ・合鍵鋳造キット  ・即席合鍵製造キット  ・電子聴診器  ・発火管  ・可燃性手帳  ・武器発射装置  ・24時間時計  ・圧力解放作動式起爆装置  ・電気スイッチ  ・30日時計装置  ・除去防止爆薬  ・ガソリン・タンク用錠剤  ・バッテリー破壊液キット  ・オイル汚染装置  ・超小型タイヤ  ・スパイク  ・タイヤ・スパイク  ・サンド・スパイク  ・ブリスター・ウェポン  ・ダスト・パウダー  ・SPD催涙ガス・ユニット  ・催涙ガス・ガン  ・ゴム製飛行機  ・毒針  ・一人乗り潜水艇  ・変装キット  ・脱出生還用座薬  ・封書開封キット  ・封書開封道具ロール  ・封書開封用ホットプレート  ・秘密投函所装置  ・空洞コイン  ・空洞シェービング・カン  ・隠し机  ・犬撃退ガス  ・パピー・チャウ  ・似顔絵合成キット  ・CIAの勲章、身分証明書、人物証明書、バッジ  ・秘密音響活動  ・CIA用語解説  

●『付録 OSS特殊武器と装備』
目次
序文  ・まえがき  ・国防調査委員会の歴史  ・国防調査委員会の組織  ・OSS調査開発部の歴史  ・ファイティング・ナイフ  ・小型ファイティング・ナイフ  ・スリーブ・ダガー  ・ラペル・ナイ  ・フリスク・ナイフ  ・グラヴィティー・ナイフ  ・スマシェト  ・スプリング棍棒  ・マーク1絞殺具  ・ペスケット近接戦兵器  ・ナックル  ・スティンガー  ・エン‐ペン  ・.22口径煙草ピストル  ・パイプ・ピストル  ・葉巻ピストル  ・リベレーター(ウールワース・ガン)  ・サイレンサーつき.22口径自動拳銃  ・ウェルロッド  ・手袋ピストル  ・ベルト‐ガン  ・.32口径コルト拳銃  ・.45口径M3短機関銃用サイレンサー銃身  ・サイレンサーつき狙撃銃  ・デリール・カービン  ・ビゴット  ・リトル・ジョー  ・ウィリアム・テル  ・ダート‐ペン  ・エアー‐ペン  ・ポケット焼夷弾M1  ・シティー・スリッカー  ・リンペット  ・ピンナップ・ガール  ・クラム  ・アネロメーター  ・ビーノ  ・石炭爆弾  ・石炭爆弾偽装キット  ・SSTR‐1スーツケース無線機  ・SSR‐5ミニ無線機  ・AN/PRC‐1スーツケース無線機  ・AN/PRC‐5スーツケース無線機  ・SCR‐504方向探知無線機  ・タイプBマークUスーツケース無線機  ・タイプAマークVスーツケース無線機  ・M‐209暗号機  ・M‐94暗号装置  ・一回限り暗号帳  ・「フー・ミー?」  ・犬用擬臭跡  ・ファイアーフライ  ・カッコルベ  ・タイヤ・スパイク  ・破壊工作員用ナイフ  ・MK.3(時計)  ・粘着剤、粘着テープ  ・マッチ箱カメラ  ・ミノックス・ミニチュア・カメラ  ・ギルフーリー  ・プレスX  ・医療キット  ・鍵開けナイフ  ・脱出ナイフ  ・脱出キット  ・ボタン・コンパス  ・ウェルバイク  ・スリーピング・ビューティー  ・降下服  ・記章、身分証明書、証明書、送別の手紙  ・OSS用語解説

暗号について
・秘密文書技術
 通信文を隠したり見えないようにする方法。
 ウェット式、カーボン式、マイクロドット
・一回限り暗号帳
 (無限乱数表)スパイ用は、非常に小さく作られている。
 (例)切手の裏に隠す。ハンカチに印刷。万年筆や小刀の柄等に隠す。火や水で即座に処分可能。
・M209暗号機
 膝の上において使用できるほどの、コンパクトな手動機械式暗号機(18×13.6×8.8センチ)
・M94暗号機
 中心軸のまわりを回転するアルミ製の輪胴。輪胴は25個の円盤からなっている。それぞれの円盤の周囲にはアルファベットの26文字が無作為に並び、円盤ごとに違う。強度はM209に比し弱い。
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