暗号戦史
「セ行 作品」
作品名 世紀の大スパイ 陰謀好きの男たち
著者名 柏原 竜一
発行日:2009.2.21
出版社:洋泉社
形式:四六判(ソフト)
目次
「下記」
ストーリーの概要
現実のほうがフィクションより面白い!華麗で残酷なスパイの世界。歴史の背後でうごめく情報活動にさまざまな角度から検証。
・スパイの歴史で面白いのは、意外な歴史的事実によって、既存の常識が粉砕される。
・近代国家とスパイなどの情報活動
・各種情報活動の事例・・・情報収集、防諜、プロパガンダ、情報分析、特殊活動
・全体主義国家の情報活動・・・ロシア〜ソ連、ナチス

目次
第1章情報を制するものが世界を制する
第2章 英国情報部の辣腕スパイ・マスター、フランシス・ウォルシンガム
第3章 仏外交の華麗な成功はリシュリューの情報活動にあった
第4章 ノルマンディー上陸作戦の真の貢献者はダブルクロスだった
第5章 未熟な暗号解読が生んだドレフュス事件
第6章 英国情報機関のダメージコントロール
第7章 共産主義の陰謀主義はそもそもロシア土着の反体制にその根があった
第8章 極悪非道のチェキストの暴走
第9章 コミンテルンはスパイ工場だった
第10章 ベルジンと知られざる赤軍情報部の謎
第11章 ヒトラーの国家簒奪とカナリスの悲劇
第12章 なぜナチスはスパイ狩りに成功し、英国は失敗したのか
第13章 目には目を! 英国外相ベビンの意趣返し
第14章 メディア王のプロパガンダ戦略
第15章 集められた情報をどう料理するか
第16章 最強の情報機関(SOE)を崩壊させたのは誰か
第17章 陰謀好きな男。騙したつもりで騙されて……
第18章 英国情報機関を感嘆させた藤原岩一少佐の活躍
 
暗号について
第1章情報を制するものが世界を制する
 ・無線傍受や暗号解読などの活動は非常に地味な作業の連続、厳密な機密の保持

第2章 英国情報部の辣腕スパイ・マスター、フランシス・ウォルシンガ
 ・彼はパリとマドリードの間の外交通信をすべて解読

第3章 仏外交の華麗な成功はリシュリューの情報活動にあった
 ・郵便は開封・・・暗号解読・・・暗号技術の発達

第4章 ノルマンディー上陸作戦の真の貢献者はダブルクロスだった
 ・GC&CSによるドイツ暗号の解読・・・エニグマ暗号
 ・日本外務省暗号の解読・・・・大島大使の外交通信の解読

第5章 未熟な暗号解読が生んだドレフュス事件
 ・フランス・ケルコッフの「軍事暗号論」
 ・ユージェーヌ・パゼリー陸軍中尉・・・暗号愛読の天才
 ・キャビネ・ノワール(仏外務省暗号解読部門)・・・ドイツ、アメリカ、イギリス、イタリア等の外交暗号の解読
 ・ドレフェス事件・・・暗号解読の結果からスパイの疑惑・・・真の犯人が判明しても濡れ衣が続く

第6章 英国情報機関のダメージコントロール
 ・多くのスパイが、GC&CSの暗号解読結果をソビエトに渡した。

第11章 ヒトラーの国家簒奪とカナリスの悲劇
 ・ドイツ軍情報部(アブベーア)第2部・・・暗号解読
 ・陸軍通信部隊暗号部、 通信部隊司令部・無線情報本部
 ・外務省、調査庁のも独自の暗号解読部門

第17章 陰謀好きな男。騙したつもりで騙されて……
 ・日記を暗号で書く男・・・ルーズベルト
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