暗号戦史
「セ行 作品」
作品名 戦艦「大和」暗号士の終戦      旧題:『「不戦兵士」小島清文』
著者名 永沢 道雄
初出版:1995.2:朝日ソノラマ
     (旧題)

発行日:2003.6.12
出版社:光人社
形式:光人社NF文庫
目次
第1部 : 分かったらついて来い。 言葉に気をつけなさい。 "ドラ息子ども"と海軍通信学校。 重巡麻耶はリンガ泊地へ。 勝っている側の情報の方が正しい。 出撃の前夜。

第2部 : 麻耶がやられた、撃沈だ。 断末魔の戦艦武蔵。 シブヤン海の反転の謎。 スリガオ海峡の惨劇。サマール島沖の海戦。 もう帰ろう。 追われる者。 これで日本は負けた。 大和を退艦して。

第3部 : 再び戦場クラークへ。 隊長、危ない!部下たちをどこに連れて行くのか。 小島小隊は六人になった。 包囲網を脱出。 
 
ストーリーの概要
目次続: 隊長、戦争が終ったら。 ジャングルの王者の死。 誰も狂気ではないのか。ここまで来ればやるしかない。
第4部: 投降。 レイテからハワイへ。 イロコアポイント収容所。 パールハーバーのサイレン。
戦艦『大和』艦橋の中枢部で、艦隊司令部の作戦指導を見てきた一海軍予備学生が、栗田艦隊の謎の反転等零手海戦の真実を語る。海戦後における比島山中の飢餓と彷徨の果に待つものは。(目次で推察できるでしょう)
暗号について
海軍通信学校で学び、戦艦「大和」で敵通信の解読任務に当たった暗号士としての実話。具体的な解読の話はないが、海軍の暗号について解説されている。


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