暗号戦史
「セ行 作品」
作品名 零戦の真実
著者名 坂井 三郎
発行日:1992.4.20
出版社:講談社
形式:四六版
目次
第1章 太平洋の覇者
第2章 零戦の隠し味
第3章 戦闘以前の問題
第4章 海軍戦闘機隊の悲劇
第5章 軍隊の要は戦闘にあり
第6章 零戦、運命の日
ストーリーの概要
撃墜王といわれた著者・日本海軍の戦闘機パイロットが、太平洋で戦った3年9ヶ月の事実を正確な記録として後世の人々に伝えるために記述。零戦の強い秘密あるいは欠陥、海軍兵科の下層階級の生活の実態、零戦パイロットとしてあるいは先任搭乗員としての体験談。海軍の栄光と影の部分を証言。
暗号について
多くは語られていないが、連合軍に海軍の暗号が解読されていたことが敗因の大きな要素である。第1線で必死に戦っても、情報が漏れては戦にならない。暗号のみでなく、旧海軍の情報管理のお粗末な事例を述べている。


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