暗号戦史
「セ行 作品」
作品名 潜水艦諜報戦
著者名 Sherry Sontag(ソンタグ)   Christopher Drew(ドルー)   (訳 平賀秀明)


発行日:2000.10.10
出版社:新潮社
形式:文庫(上・下)
目次
(上)
1 はじまりは死から
2 ウイスキー・ア・ゴーゴー
3 深く潜航せよ
4 ヴェルヴェット・フィスト
5 ある潜水艦の死
6 ホワイティ・マックのバラード
7 「近寄りまあす…」

(下)
8 オシュコシュ・ビーゴッシュ
9 五億ドルの砂の城
10 勝利と危機
11 王冠の宝石
12 信頼するが検証する
エピローグ
ストーリーの概要
(上)
 潜航・追尾・衝突・沈没―。冷戦下、米ソが繰り広げた水中スパイ戦のデッド・ヒートが、今明らかになる。
 数百人の乗員に取材を敢行し、男達の熱い闘いを描くノンフィクション巨編。

(下)
 敵の鼻を明かせ!極寒の海底に伸びるソ連軍通信ケーブルを密かに盗聴するため、奇想天外な作戦が決行された。
 新たな米ソ軍事史・スパイ史を提示するリアルな調査報道リポート。
暗号について
具体的な暗号、暗号解読については書かれていない。「使用されている」、「暗号書類を発見」「略語で通信しているのを傍受」等の事実のみでないようは描かれていない。目的が違うのでやむを得ない。

沈没した潜水艦から、暗号機や暗号関係書類を引き上げる等のことは描かれているが、内容については具体的ではない。

米潜水艦による、ソ連軍通信ケーブルの盗聴による情報収集が信じられないほど頻繁に行われている。
しかし、その内容は詳しく書かれていない。その過程、実施要領等がわかる。
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