暗号戦史
「セ行 作品」
作品名 世界の情報機関   軍事スパイの実態
著者名 立花 正照
発行日:1989.10.14
出版社:泰流社
形式:四六判
目次
第1章 情報機関の編成
第2章 情報機関の活用
第3章 各国の情報機関
第4章 スパイの歴史と作戦例
ストーリーの概要
国家の運命を変える情報(インテリジェンス)。命を賭けてそれを争奪するスパイ。
スパイの養成から盗聴、偽装など、水面下で行われる情報戦の全容。

第1章 情報機関の編成分類・機能 / 情報機能で注意すべき点 / 保全機能 / 完成された情報/ 情報の評価 / 「偏見」の除去 /スパイはどのようにして作られるか / ソ連のスパイ教育 / マルクスエンゲルス学校 / レーニン技術学校 / 最終教育過程ガツィーナ / ガツィーナの中は ?/ スパイとは何か / 情報官とは / 情報 / 中間連絡員 / スリーパー( 控諜報員 )/ 二重スパイ / 情報官の実際任務 /一般スパイの脱出 / 破壊工作と秘密工作 / 潜入工作について / 郵便函/ 物品の授受 / 郵便函の例 / 暗号/ 換字方式 / 暗号機械 / 敵も昧方も同一暗号機 / 暗号機についてのエピソード / 日本の暗号機 / 案外古い円板式暗号機 / ストリップサイファーの例 / 使い捨て乱数表の例 / 盗聴 / 尾行をまく方法 / 報酬と刑罰

第2章 情報機関の活用
「機密」は変化する / 機密の区分/ スパイの評価 / 「ワナ」に注意/ 謀略における情報 / 卜ハチエフスキー元帥事件 / 謀略の実行 (トハチエフスキー事件 )/ 情報の果たした結果 / 情報機関の運用 / 秘密工作と偽装工作 / 生(ナマ)情報の生かし方 / 偽装工作・秘密工作一体化の例 /KAL 事件 / ソ連はなぜスパイ機というのか / スパイ網の展開 / スパイ技術の発達 /ソ連の衛星

第3 章 各国の情報機関

第1節 アメリカ
はじめに / アメリカの情報機関 /第二次大戦以前のアメリカ諜報組織 / アメリカ情報組織の発表 / アメリカ情報機関の特殊活動 /CIA の活躍 /NSC の設立 /CIAの最大任務 /CIA の任務範囲 /CIA の長官人事 /CIA の組織・管理 / 他の情報機関 / 情報機関の運用 /CIA の非合法活動 /CIA の秘密技術 /CIA に対する不信 /CIA に対する考えの変化/ ケネディ暗殺の裏側 /NSA とは何か /DIA( 国務省情報調査局 )/ 国務省情報調査局 (INR) /CIA と日本
第2節 ソ連の情報機関
KGB とは /KGB の弱点 /KGBの構成 / 第一管理本部 / 第二管理本部/ 政治保安部 / 技術支援グループ( 第二管理本部 )/ 第五管理本部/ 国境警備管理本部 / 技術活動管理部 / 総務管理部 / 人事管理部 / 監視管理部 ( 第七管理部 )/ 通信管理部 ( 第八管理部 )/ 警備管理部 ( 第九管理部 )/ 軍管理部( 第三管理部 )/ 特殊捜査局 / 活動経験照合調査局 / 国家通信局 /保安局 / 財務局 / 記録保管局 /GRU(ソ連参謀本部情報管理部)
第3節 知られざる日本情報機関
内調 ( 内閣調査局 ) とは / 自衛隊陸幕第二部別室 / 公安調査庁 / 自衛隊の情報機関
第4節 西ドイツ育報機関の基礎

第4章 スパイの歴史と作戦例
総説 / 東洋におけるスパイの軍事利用 / 情報活動の結果のみを用いた男 / 北極作戦 ( オペレーションノースポール )/ 「キケロ」作戦/ 謀略作戦
第1節 墜ちた「黒衣の貴婦人」
飛 行、命中
第2節 NASA の計画
ピンク・ル 1 卜作戦

暗号について
* 暗号
 ・ 暗号の基本。日本海軍の傍受
*  換字方式
* 暗号機械
 ・ 機械暗号の基礎と利点
*  敵も昧方も同一暗号機
 ・ M209
*  暗号機についてのエピソード
 ・ 反ナチドイツ人の協力
* 日本の暗号機
 ・ 外交用暗号機の概要
* 案外古い円板式暗号機
 ・ 米大統領ジェファーソンの発明。ストリップ暗号へ。
* ストリップサイファーの例
 ・ 図解説明
* 使い捨て乱数表の例
 ・ ソ連の暗号例
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