作品名 |
昭和史を動かしたアメリカ情報機関 |
著者名 |
有馬 哲夫 |
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発行日:2009.1.15
出版社:平凡社
形式:新書 |
目次
序章 アメリカ情報機関の歴史
第1章 「ルーズヴェルトの陰謀」はあったのか
― 陸軍・海軍情報局と真珠湾攻撃
第2章 天皇制はいかに残されたか
― 戦時情報局とグルーの工作
第3章 ポツダム宣言受諾に導いた対日心理戦
― 海軍情報局とザカリアス
第4章 終戦を早めたダレス工作
― 戦略情報局とスイスの日本人
第5章 戦後史の陰の演出者
― 参謀二部と日本占領
第6章 テレビはいかにして日本に導入されたのか
― 心理戦委員会と日本テレビ放送網 |
ストーリーの概要 |
アメリカ情報機関は昭和史の裏側でどう動いたか―。
暗号解読をめぐる日米開戦の謎、知日派グルーの天皇制存置工作、スイスを舞台にした日米双方の終戦工作、日本をポツダム宣言受諾に導いた心理戦など、昭和史の重要局面を「情報」の側面から読み解く。
アメリカ公文書館から発掘された新資料を交え、昭和史の知られざる一面に光をあてている。
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暗号について |
序章 アメリカ情報機関の歴史
*南北戦争から第1次世界大戦
・電信の発達により通信隊創設。それに対応する海軍情報局、陸軍情報課が常設インテリジェンス機関として設置
*第1次世界大戦から第2次世界大戦
・ブラック・チェンバー、陸軍通信隊陸軍通信情報局、海軍通信局による暗号解読
第1章 「ルーズヴェルトの陰謀」はあったのか ― 陸軍・海軍情報局と真珠湾攻撃
*「ルーズヴェルト陰謀説」
・暗号解読の利用・・・グレー・・・何を知り、何を知らなかったか
*ブラック・チェンバーから陸軍通信情報局へ
*レッド(91式暗号機)とパープル(97式暗号機)
*筒抜けだった二枚舌外交
*今も残る「風情報」の謎
*結局、だれも動かなかった
*アメリカ側は日本がどこを攻撃するか知らなかった
*思い込みがインテリジェンスを無効化する
*ルーズヴェルトは半年後を望んでいた
*ルーズヴェルトはなぜマジック情報隠蔽を図ったのか
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