作品名 |
真珠湾以前における三国同盟間の通信情報協力
(「軍事史学106・107」所収) |
著者名 |
ジョン・W・M・チャップマン (John W.M. Chapman) (訳:戸部 良一) |
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発行日:H3.12.15
出版社:錦正社
形式:雑誌(A5) |
目次
「なし」 |
ストーリーの概要 |
1 真珠湾と通信情報
2 英米の情報協力
3 日独伊間の情報協力
4 たらんと空襲をめぐって
5 日米交渉と日独伊の情報活動
6 三国同盟情報協力の進展
7 日本海軍の立場 |
暗号について |
1 真珠湾と通信情報
・チャーチルは、イギリスの通信情報の進展をアメリカともオーストラリアとも共有たくなかった。
・JN25は12月4日に変更されており、3日以内に解読してたという可能性は信じられない。
2 英米の情報協力
・ハルは、自分の責任をイギリスに転嫁しようとした。
・必ずしもイギリスとアメリカが順調に協力していたわけではない。
・日本の主要な外交暗号、ドイツの暗号を解読していた。中国でもドイツ諜報機関の暗号を解読
3 日独伊間の情報協力
・海軍軍令部とドイツ国防軍、イタリア海軍省情報部とは緊密な関係
4 タラント空襲をめぐって
・日本側に情報を提供した明確な記録はない
・イギリスが、真珠湾攻撃を事前に知っていたという結論は導き出せない。
5 日米交渉と日独伊の情報活動
・ドイツは日本の外務省暗号を解読していた
・ドイツは、米国務省の暗号を一部解読していた。
・ドイツはイギリスの暗号を解読していた時期があった。
6 三国同盟情報協力の進展
・日米開戦までは、日独の軍事機関の間では米の交信解読について協力が出来ていた。
・イタリア海軍は、上海で日本海軍の暗号を解読していた。
・日本海軍は、米国務省の暗号を解読していた。
7 日本海軍の立場
・ソ連領内を通るケーブルで日本の通信を傍受解読
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