暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 実戦の体験に基く電報業務所見  (「偕行社特報・第60号」所収)
著者名 萩原 中尉
発行日:S15.7
出版社:偕行社
形式:雑誌
目次
「なし」
ストーリーの概要
暗号とその取り扱いは企図を秘匿する手段。電報業務は作戦上、謀略上密接不可欠
*軍通信の特質と暗号の必要
*通信手段の選定
*電報発信権及び統制の必要
*電報発信煮就き
*電報原文起案上の注意
*電報班運用上の考慮
*機秘密の保持に就いて
*機秘密図書取扱
暗号について
*軍通信の特質と暗号の必要
 ・軍通信:秘而通
 ・暗号の重要性・・・平文、私物的暗号の禁止

*電報発信権及び統制の必要
 ・同一内容電報発信の防止・・・解読の端緒

*電報原文起案上の注意
 ・起案に際し、使用暗号書の原語を適切に利用
 ・公文型式の起案は一般に不適切・・・冗長化
 ・1事項毎に起案し死節時を極力減少
 ・重要電報発信時は、豫め、準備を命ずる

*機秘密の保持に就いて
 ・新聞等に発表せんとする内容をそのまま暗号化しないこと。
 
*機秘密図書取扱
 ・暗号事故防止
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