作品名 |
実録 太平洋戦争 六大決戦、なぜ日本は敗れたか |
著者名 |
秦 郁彦 |
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発行日:S59.5.25
出版社:光風社出版
形式:四六判(ソフト) |
目次
第1編 六つの決定的戦闘
第1章 太平洋戦争と日米戦略
第2章 ミッドウェー海戦
第3勝 ガダルカナルの攻防
第4勝 インパールの悲劇
第5章 レイテ海戦―栗田艦隊突入せず
第6章 オキナワの死闘
第2編 七つのエピソード
第7章 ミッドウェーの索敵機
第8章 ダーウィン上空のゼロ戦
第9章 暗号戦争
第10章 風船爆弾
第11章 ハルゼー小伝
第12章 南太平洋物語
第13章 太平洋戦跡旅行記 |
ストーリーの概要 |
日本海軍不敗の神話が崩れたミッドウェー海戦、ガダルカナル・インパール・沖縄へと続く悲劇、世界最後の大艦隊決戦となったレイテ海戦反転の謎など、太平洋戦争の勝負の岐路となった六大決戦の軍事的意味と戦略を分析、秘められたエピソードと共に描いている。
* 「太平洋戦争六大決戦―なぜ日本は敗れたか」(読売新聞)の修正改訂版
* 「なぜ日本は敗れたか」(洋泉社)として改訂版を再発行している。
第2編から「ダーウィン上空のゼロ戦」「ハルゼー小伝」「南太平洋物語」「太平洋戦跡旅行記」がカットされている。 |
暗号について |
第2章 ミッドウェー海戦
*アメリカの対応−暗号情報 ・ 米解読陣は開戦前に、マジックと呼ばれた日本外務省の機械暗号の解読に成功して日米交渉を有利に展開 ・ 1942年春頃には、日本海軍のD1戦略暗号も解読 ・ ミッドウェー海戦時にも、日本海軍の暗号は解読されていた。
第8章 暗号戦争 * はじめに ・ 暗号の歴史、米国の暗号解読の経緯 * 暗号とは? ・ 暗号理論の基本 * マジックの日 ・ 開戦時の日本外交暗号解読について * 天才フリードマン ・ フリードマンについて ・ 暗号器材の解読努力 * D暗号への挑戦 ・ 日本海軍の暗号、D暗号等について ・ 長田順行氏の「正攻法によるD暗号解読」について概要を転記 ・ 日本海軍の暗号解読について * 破れなかった陸軍暗号 ・ 陸軍の暗号について * エピローグ ・ 暗号家は、沈黙の人であることを強いられる。 ・ 米大統領からの特別勲章・・・フリードマン、ローレット |