暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 私論 ミッドウェー
著者名 伊藤 秀司
発行日:1990.5.8
出版社:自費出版
形式:四六判
目次
第1章 作戦編
第2章 勝敗分析論
ストーリーの概要
ミッドウェー海戦の中で、特に第1機動部隊の主力4空母に関して史実より彼我の勝敗の原因を、いくつかの視点から探る。

第1章 作戦編
1 ミッドウェー攻略の決定 2 我が方の作戦姿勢 3 ミッドウェー作戦計画の概要 4 出撃 5 米の対敵遊撃計画 6 6月15日午前零時頃の第1機動部隊の敵状判断 7 索敵 8 ミッドウェー島の空襲 9 敵空母の出現 10 米機動部隊の攻撃 11 一艦となった「飛龍」の奮戦 12 四空母の最期
第2章 勝敗分析論
1 変化する近代戦への対応 2 驕りと成り行き任せ 3 図上演習に現われた幹部の姿勢 4 戦訓のふ活用 5 戦機 6 戦略情報 7 レーダー(電探)の採用の遅れ 8 空母戦等の用兵思想 9 その他 10 総括
暗号について
第1章 作戦編
2 我が方の作戦姿勢
 *敵状探知について
  ・無線諜報:暗号は解読できなかった。無線傍受による無線諜報:通信解析・・・・参謀や司令部は信用しなかった。
4 出撃
 * 6月3日1030、南雲部隊は変針地点において、折からの濃霧で旗?信号、探照灯信号不能、隊内通信実施
   ・絶対的秘匿作戦であるが、微弱電波のため影響なしと使用
   ・「大和」で傍受、敵艦隊も傍受可能・・・何故か敵艦隊は測定傍受しなかった。
 * 敵空母の呼出符号をミッドウェー付近の発信源として傍受・・・「赤木」に知らせず。
第2章 勝敗分析論
6 戦略情報
 *米による「D暗号」の解読
  ・昭和16年12月12日のウェーキ島付近の洋上で「疾風」、「如月」の沈没時あるいは
  ・昭和17年1月20日のポートダーウィン付近での「伊124潜」の沈没から回収された?
 *日本海軍は、米海軍の「CSP-642」暗号を解読できず。
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