暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 情報戦に完敗した日本   陸軍暗号"神話の崩壊
著者名 岩島 久夫
発行日:1984.10.20
出版社:原書房
形式:B6、ハード
目次
第1章 ヨーロッパの戦争だった太平洋戦争
第2章 破れた日本陸軍暗号安泰の神話
第3章 マジック文書と日米戦争
第4章 奇襲の論理
第5章 情報に忠実でなかった日本
第6章 ドイツの敗戦を早めた日本
第7章 アジアに展開した特殊工作
ストーリーの概要
米国と英国は、第二次世界大戦以前から、協力して暗号解読に当たっていた。イギリスの公刊戦史や米国の機密解除資料から、両国の暗号解読、情報収集・活用の実態を分析し、日本の暗号が完敗であったことを述べている。情報を軽視した日本。
暗号について
日本の暗号が如何にして解読されたか、各種資料を基に具体的に述べている。外務省、陸軍、海軍の暗号が解読されたにもかかわらず、自身の暗号に過度に自信を持ち疑い、更新する努力を怠った日本。日本も米軍の暗号解読の努力をしたが、それを活用しなかった軍部の失態。
inserted by FC2 system