暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 真珠湾攻撃に関するキンメル提督の陳述  (Admiral Kimmel's story)
著者名 キンメル提督  (Adomiral Kimme)
原書発行:1954.12

発行日:1971.9.20
出版社:防衛研修所
形式:B5
目次
第1章 真珠湾事件の背景
第2章 1941年の太平洋艦隊及びハワイ基地の欠点
第3章 1941年12月7日以前の情報命令及び行動
第4章 拘置された情報とその意味
第5章 政治上の密約
第6章 証拠に対する抑圧
第7章 ロバーツ委員会の構成及び処置についてのスタンドレー提督の見解
第8章 調査
第9章 悪罵と激励
第10章 陳述を終える
ストーリーの概要
原書は、1954年12月発行され、第2版が刊行されたが、その後絶版となった。急激に売れたが、出版は止められた。何か重要な意味を含んでいることを物語る。キンメル提督は優秀な指揮官だった。何故、奇襲を許したのか?

1944年6月、米国政府は真珠湾攻撃の審査を実施した。
隠されていた傍受日本電報の翻訳及びその他の重大情報が披露された。真実と正義のためにキンメルは戦う。

真珠湾奇襲攻撃を受けた責任を負わされた当時の指揮官の言い分。
暗号について
米海軍サフォード大佐は、機密綴に隠され、あるいは破棄されてしまった諸資料のことを明らかにしてくれた。大佐の暗号分析学に敬意を払う。

* なぜ、ハワイの指揮官に、日本電報の傍受資料は配布されなかったのか?
* 関係する傍受電報を掲載。
* なぜ、解読装置は、ハワイに装備されなかったのか?

inserted by FC2 system