作品名 |
昭和16年12月8日 日米開戦・ハワイ大空襲に至る道 |
著者名 |
児島 襄 |
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初出:1962.11;新潮社
発行日:1996.9.10
出版社:文藝春秋
形式:文庫
(「16年12月8日」を改題) |
目次
序
T 目標
U 交渉
V 方向
W 不安
X 決意
Y 展開
Z 攻撃 |
ストーリーの概要 |
昭和16年3月、新田丸はハワイに到着した。下船した一等船客はただ一人、ホノルル総領事館に赴任する外務書記生・森村正。彼はスパイだった…。
太平洋戦争最大の疑問。無謀といわれたこの戦争を一体誰が、いつ、どんな計画と準備のもとに開始したのかを、能うかぎりの関係者、資料に当たって真珠湾攻撃に至る道を再現。
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暗号について |
U 交渉
・ 米による日本外交暗号器材の模造品完成、配布区分
・ マジック情報の配布先、その要領
・ 大統領選におけるデューイ候補に対する「暗号解読」についての働きかけとデューイ候補の了解
・ フリードマンの活躍と戦後における功労金の授与
X 決意
・ 外務省の電話連絡時の合言葉
・ ドイツ人スパイとの連絡方法
Y 展開
・ 外務省の電話連絡時の隠語
・ 日本軍の作戦開始時の隠語
Z 攻撃
・ ドイツ人スパイキューンとの通信方法と米による傍受及びその処理
・ 駐米日本大使館における最後通告電報の処理の遅れ |