暗号戦史
「シ行 作品」
作品名 真珠湾奇襲     大統領ルーズベルトの犯罪
著者名 杉田 誠
発行日:1991.11.19
出版社:森田出版
形式:四六判
目次
第1部 旅立ち
第2部 滄い海
第3部 旅立ちのあと 
ストーリーの概要
 太平洋戦争はどのような経緯で始まったのか、日米の当時の政策決定者の証拠として残っている言動から、真実に近いものを再現したノンフィクション小説。小説であるが、事実に基づくものなので、戦史として取り上げた。
 しかし、ルーズベルトが、日本海軍の真珠湾奇襲を承知してたということが大前提なのだが、その奇襲作戦をどのようにして承知したのかについての詳細が記述されていないのが、説得力に欠ける。
暗号について
米による日本外交暗号の解読の事実、それに基づく米側の対応が描かれている。
しかし、具体的な暗号解読の技術的な事は書かれていない。

* 外務省から在米日本大使館に送付した所謂「最後通牒」電の米による暗号解読
* 日米間における外交交渉に関する日本側外交暗号の米による暗号解読
* 「風暗号」について
* 日本海軍の「ニイタカヤマノボレ1208」「トラ・トラ・トラ」について記述
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